数年前、あるスクールから講師の依頼を受けて、「取材したくなるセラピスト、リピートしたくなる個人サロン」をテーマに講義をしました。
このテーマに必要な要素として、9箇条を掲げて話をしたのですが、そのうちの1つが「編集能力」でした。
日頃、雑誌の編集をしていて感じること、注意していること。
セラピストが個人サロンを開業して継続・発展していく上で必要な能力。
この2つの共通項として「編集能力」があり、それが双方にとって、とても大切であるということを、様々な事例を挙げて解説しました。
来週(7月5日)発売する「セラピスト8月号」の特集企画は、「サロンの人気メニュー50選」です。
この特集の中で、「売れるメニューをどのようにして作るか?」をテーマにセラピストさんに話を伺いました。
セラピストの皆さんは、様々なスキル、メソッドを身につけ、自身の施術メニューに活かしています。
しかし、ただ闇雲にセラピーを学んでいるわけではありません。
セラピストの小松ゆり子さんは、「様々な技術を習得することは大事ですが、それらを如何に使いこなすかがもっと大切」と言います。
まさに編集能力が必要な場面ですね。
小松さんは、「レコード会社の元宣伝マン」というキャリアの通り、とても編集能力に優れたセラピストさんです。
それゆえ、10ものセラピーメソッドを1つのメニューに統合して、人気メニューとして確立しています。
なお、小松さんの記事は「セラピスト4月号」にも掲載しています(元宣伝マン・人気セラピストが教える、宣伝のコツ、ライティングの極意)。
編集部I