白鳥哲監督によるドキュメンタリー映画『祈り』
治癒につながる「祈り」の力を最新科学で解き明かす。医師や映画監督らのトークセッションも
健康でありますように。そして幸せでありますように…。
宗教心がなくても、誰かのために祈ること。それは、脳が発達した人間だからこその美しき特性の一つなのかもしれない。
この「祈り」をテーマに、2015年に公開されたのが、白鳥哲監督作のドキュメンタリー映画『祈り〜サムシンググレートとの対話』。映画を観たセラピストも多いかもしれないが、劇中では、1988年アメリカで行われた、ある実験の結果が紹介されている。入院中の心臓病患者393名を「祈られるグループ」と「祈られないグループ」に分けて祈りを捧げたところ、祈られた患者の薬や医療機器の使用量が減ったという。
7月8日(土)、祈りの治癒的効果について、NPO法人日本ホリスティック医学協会のフォーラム「”祈り”と”エネルギー医学”」が東京で開催される。
ファーラムでは、前述の映画『祈り』が上映されるとともに、ホリスティック医療として人の意識の力に注目してきた医師や研究者が登壇。白鳥哲氏と共にトークセッションを行う。
山本忍医師は、ルドルフ・シュタイナーが創始した「アントロポゾフィー医学」の見地から、光田秀氏は、ひまし油湿布などの自然療法で知られるアメリカの霊能力者「エドガー・ケイシー」の見地から、祈りの力を解説。日本ホリスティック医学協会会長の降矢英成氏が進行を務める。癒しの本質を探究してきた山本氏らの対談は、心の琴線に触れるものとなることだろう。
参加費は、会員3,000円、一般4,000円。翌日の「”エネルギー療法”としての”ホメオパシー”」フォーラムにも参加の場合は、会員5,000円、一般7,000円となる。
会場は、東京・高田馬場の「エムワイ会議室高田馬場 ルームF+G」。時間は、13〜16時45分まで。
セラピストとしての意識が変わるイベント。ぜひ足を運んでみてほしい。
問い合わせは、NPO法人日本ホリスティック医学協会(TEL03-3341-3418 http://www.holistic-medicine.or.jp/)まで。