ローズ尽くしのセミナー。ピアノでハーモニーを奏でながらのフレグランス実習などが行われた。
ブルガリアンローズの魅力を掘り下げる
生活の木は3月25日、ブルガリア共和国大使公邸でブルガリアンローズについてのセミナーを開催した。テーマは、「~美の象徴・ブルガリアンローズの魅力に迫る~ブルガリア大使館で過ごす 花・華・Цвете」。
大使の挨拶のあと、ローズオイルの生産者のフィリップ・リシチャロフ氏や、本誌でもおなじみのアロマテラピープロフェショナル・佐々木薫氏、生活の木調香師でチーフアロマブレンダー・津田啓一郎氏が、それぞれの視点からブルガリアンローズの魅力について語った。
その後は、ブルガリアンブッフェランチ、ピアノでハーモニーを奏でながらのフレグランス実習も行われた。そのほか、オリジナルローズドリンクの提供などローズ尽くしのセミナーに、参加者からは「ブルガリアンローズのお話から、生産地ブルガリアの話までたっぷりと聞くことができ、ぜひブルガリアへ行ってみたくなりました」「ローズの魅力を再発見でき、ますますローズが大好きになりました!」「地方からの参加で少し緊張していましたが、会場の雰囲気が緊張を和らげてくれました。思い切って参加して良かったです」と喜びの声が挙がった。
ブルガリアでは、3月1日に春の訪れを祝うババマルタという祝日がある。この日は、家族や友人の健康や幸運を願って、赤と白の毛糸から作った「マルティニッツァ」と呼ばれる人形を「チェスティタ ババマルタ!」と言って交換するのだそう。そのため、この日は参加者に、健康や幸せが訪れるよう願いを込め、実習でブレンドしたブルガリアンローズのフレグランスと「マルティニッツァ」を結び付けたペンダントがプレゼントされた。
生活の木では、ハーブやアロマなどに関するさまざまなセミナーを開催している。7月には、インドネシア大使館にて「シトロネラ」をテーマとしたセミナーを開催予定だ。詳細は、生活の木(http://hlc.treeoflife.co.jp)まで。