根強い人気を集める「占い」。
現在発売中の「セラピスト6月号」でも、占いをサロンのメニューに加えたり、施術前のカウンセリングツールとして活用するセラピストたちを多数、紹介しています。
占いをセラピーと融合させるメリットはたくさんありますが、その中の一つに「お客さまの導線が増える」ということがあります。
これまでにも、セラピストが「お客さまの導線を増やす」ための基本的な方法を紹介してきました。
セラピストにとって、お客さまとの一番の接点は、施術を提供する「サロン」になります。
そして、今では多くのセラピストが「サロン&スクール」という形で営業しているように、少数を対象とした「スクール」を開くことで、生徒との接点が生まれます。
この「生徒」が後に「サロンのお客さま」になったり、反対に「お客さま」がセラピストの講座に通い始めて「生徒」になるなど、生徒またはお客さまが「行き来する」現象が生まれます。
こうして「お客さまの導線を増やす」ことに成功し、売上アップへとつなげる方法は、多くのセラピストが実践していることでしょう。
ちなみに講師の活動は、生徒の対象を分けることで、「出会いの入り口」をさらに広げることも可能となります。セラピスト向けの専門的な講座だけでなく、一般向けのクラフト講座をサロンやカルチャーセンターなどで行ったり、時にはイベントに出展することで「出会いの入り口」を広げることも必須でしょう。もちろん、各種SNSの活用も絡めることで、お客さまや生徒が行き来する可能性は格段に増えていきます。
「占い」をメニューに加えることは、この「出会いの入り口」を増やす方法の一つとしてオススメです。なぜなら、「セラピーを受けたい人」と「占いをして欲しい人」の層は、決して異なるわけではなく、むしろ重なることが多いのです。今回取材したセラピストたちの中にも、「占い目的に来た方が、施術の予約をしてくれたり、その逆のパターンもあります」という話をする人がいました。
施術 占いをセラピーと融合させるメリットはたくさんありますが、その中の一つとして「お客さまの導線が増える」ということを是非認識し、メニューに加えてみてはいかがでしょうか。
編集部I