分かる&使える&活かせる!
やっぱりすごい!!二千年の叡智
約1万人以上のクライアントと関わり、4千人以上の生徒に中医学を伝授!日本在住歴30年&セラピスト歴20年以上、本場の中医師が教える、分かりやすくてと〜っても深い中医学の世界!
「知りたいけど難しそう」
「学んだけれどよく分からなかった」
「もっと本場の知識に触れたい」
「中医学を暮らしや仕事に取り入れたい」etc…という方におすすめ!
中医学を活かすための基礎を、徹底的に分かりやすくお伝えします。
〈この本で分かること↓〉
◉陰陽論 ◉五行学説 ◉気血津液 ◉虚と実 ◉経絡と経穴 ◉蔵象学説 ◉外因と内因
◉望診 ◉10種の体質 ◉養生法 ◉刮痧療法 ◉人をどう診るか? ◉中医学 歴史上の大医達
読むと、「そうだったんだ!」「中医学って面白い、すごい!」「自分や家族、クライアントさん達に活かしていきたい!」ときっと感じるはずです。
【中医学とは?】
古代中国伝統医学の略称で、二千年の歴史がある。東洋医学をはじめ、様々な伝統医学の元になったといわれている。中医学の大前提は「陰陽バランスの医学」。「陰」と「陽」という相反するエネルギーがひとつになることで生命は確立し、そのバランスを整えることが中医学の目的。
【中医学を知ると…】
•「陰」と「陽」の概念が分かると、身体だけでなく心のバランスもとりやすくなる
•世界の成り立ちや、人間を形づくっているものを感じることができる
•臓器と感情の関係や、身体の内側の状態が外側にあらわれることなどが理解できる
•10種の体質を知り、食や暮らし方などの養生法が分かるようになる
•五行学説、虚と実、望診などでクライアントに必要な施術や養生法が分かるようになる
•慈愛の心や志を育ててくれる 他多数
これからさらに必要とされるであろう、“人”のすべてを診る「中医学」。
本書でその叡智と二千年の歴史、先人達の慈愛をぜひ感じてください!
【第1章 中医学とは何か?】
盲目の師匠から教わった心で感じる施術
東洋医学は中医学が根源
陽=交感神経 陰=副交感神経
バランスがとれている安心感
耳の凍傷回復のために誕生した餃子
医者仁心(いしゃじんしん)
[コラム]鳥肌が立つくらい凄い『黄帝内経(こうていだいけい)』
【第2章 陰陽五行(いんようごぎょう)を感じてみよう!】
季節や気候と関係する陰陽五行学説
偉大な先人達の自然界観察
春夏秋冬と陰陽の気
更年期症状は陰血(いんけつ)が減ることが原因
日常生活に欠かせない木火土金水
中医学は完全オーダーメイド
[コラム]竹に書かれた物事の本質
【第3章 生命の通り道 経絡(けいらく)学説①】
秋冬養陰(しゅうとうよういん)には杏仁ミルクがおすすめ!
全身に張り巡らされた生命の通り道 経絡
六臓六腑(ろくぞうろっぷ)とつながる「十二経脈(じゅうにけいみゃく)」
任脈(にんみゃく)とを合わせた「十四正経(じゅうよんせいけい)」
経絡にも陰陽がある
二時間ごとの当番制「十二経脈当令(じゅうにけいみゃくとうれい)」
中医学は天人合一(てんじんごういつ)が大前提
[コラム]人は宇宙とつながっている
【第4章 全身をつなぐ命の道 経絡学説②】
変化を止めることは誰にもできない
人間は身体に病院と薬局を提携している
押さえておきたい各経絡のツボ
円形脱毛症と経絡の関係
体質を見極め強弱を決めよう
[コラム]塗る漢方『五行』シリーズ
【第5章 内と外のつながり「蔵象(ぞうしょう)学説」】
羊肉とミルクティーで新年のお祝いを!
「細胞」を診るか「気」を診るか
「肝(かん)」は目と爪に症状があらわれる
舌に異常が出やすい「心(しん)」
湿気が増える長夏(ちょうか)は脾胃(ひい)の状態に注意
秋は肺の季節 白い食べ物で養生を
腎(じん)の症状は耳と髪にあらわれる
[コラム]五臓と六腑は陰陽表裏関係
【第6章 〝気・血・津液(しんえき)〟の働きを知ろう】
陰から陽へ巡る季節
自然界から酸素 食べ物から栄養を
気が少なくなる「気虚(ききょ)」 ストレスで滞る「気滞(きたい)」
〝血〟は身体の精神と深く関わる
瘀血(おけつ)は痛みを引き起こす
セルライトや原因不明の病には
気・血・津液は健康の源
[コラム]西太后(せいたいごう)も愛飲した漢方薬膳茶
【第7章 病気の原因〝外因(がいいん)と内因(ないいん)〟】
緑の力強い生命を感じられる喜びの初夏
病気や不調の一番の原因〝外因〟
春夏秋冬それぞれの病
感情と病気の関係性
遺伝や怪我は不内外因(ふないがいいん)
病気を未然に防ぐためには?
[コラム]自然界の変化に応じた養生法
【第8章 中医診断学 「望診(ぼうしん)」の基礎】
夏の伸びやかな陽気を感じて過ごす
中医学の醍醐味 望診でさらに深く診る
青・赤•黄・白•黒 顔色が教えてくれる
顔の反射区 望五官(ぼうごかん)
健康や病気の状態をあらわす舌
舌の質や色が教えてくれること
[コラム]動物のための中医学
【第9章 10種類の体質判断】
真の〝美しさ〟とは健康である
健康的な平和体質と気の生成不足 気虚体質
冷えを感じる陽虚(ようきょ)体質と血が足りない血虚(けっきょ)体質
乾燥する陰虚体質と気分が塞ぐ気うつ体質
痛みがある血瘀(けつお)体質と肥満体型の痰湿(たんしつ)体質
吹出ものができる湿熱(しつねつ)体質 特別な特異体質
深めていけば的確なアドバイスが可能
[コラム]土地に合わせた「異法方宜論(いほうほうぎろん)」
【第10章 体質別の養生法】
朝は一杯の白湯から始まる
気虚体質には卵や牛肉がおすすめ!
女性は血を補うことが大切
気持ちを上げるハーブを取り入れよう!
清熱作用のある食材を
食べることが養生につながる
[コラム]心・身体・精神をつくる薬膳
【第11章 刮痧(かっさ)のすごい力!】
食文化を楽しむ! 日本の食の魅力
留学生時代を救ってくれた刮痧
二千年の歴史を持つ伝統医術
15㎏体重が減り薬も手放した!
道具ひとつにも解熱や鎮静の意味がある
[コラム]頭部刮痧でスッキリ!
【第12章 〝人〟をどう診るか?】
これからさらに必要とされる中医学
人を診て人を理解する医学
エネルギー過剰な実証(じっしょう) 不足している虚証(きょしょう)
食事、便通、月経 生活習慣からの判断
肝・心・脾・肺・腎 五臓を診る
初心を思い出すことが悩みや迷いの指針になる
[コラム]やっぱり施術は楽しい!
【番外編 中医学 歴史上の大医達】
中医学を知ると陰陽バランスが整う
中医学の蒼生大医(そうせいたいい)
多くの伝説を残す炎帝神農(えんていしんのう)
中医学三大経典の一つ『傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)』を編纂
医聖 =張仲景(ちょうちゅうけい)
滋陰潤肺(じいんじゅんぱい)の『百合鶏子湯(びゃくごうけいしとう)』
『本草網目(ほんぞうこうもく)』を著した李時珍(りじちん)
鍼を使って二人を生き返らせた
時を超えて伝わる志
著者プロフィール
雲瑶(うんよう)
内モンゴル出身、北海道在住。東京と北海道で漢方養生サロン『香医堂』を主宰。中医師、中医鍼灸師、中国国際推拿按摩師。刮痧国際協会会長、雲瑶刮痧中医学院学院長。(一社)漢方アロマセラピー国際協会理事長。漢方精油、中医学、伝統療法の普及に努める傍ら、四季薬膳発酵食講座、中医漢方獣医師養成講座、動物刮痧講座など幅広く活躍中。著書に『全息経絡刮痧療法』(柏艪舎)がある。こちらの商品は電子書籍も販売しております。
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