流産で苦しんだ友人とおばあちゃんの絆の話

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これは、流産を2度経験した友人(A子)の、ちょっとスピリチュアルな話。

流産は妊娠初期でのものが多い中で、A子の2度目の流産は安定期に入ってからの危険な流産でした。ほぼ陣痛と同じくらいの痛みに襲われ、それでも出産じゃないからと救急で対応してもらえず、陣痛の痛みの中で流産したという壮絶な状況だったそうです……

心身ともにぼろぼろになったA子は、出産そのものが怖くなり、加えて「妊娠の確率ももう難しい」とクリニックで言われてしまいました。その後2年間、妊活を諦めきれずに葛藤する気持ちを抱えつつも、犬も飼い始めるなど穏やかな生活をしていました。

そして昨年は、A子にとって家族でもっとも心を許せる最愛のおばあさんが重い病気になってしまい、看病にいそしんでいました。あらかじめ病院からは年齢的に心積もりをするように伝えられて、覚悟を固めて見送る準備をし、そこから半年後に旅立たれたそうです。

私がA子に久々に会ったのは、おばあさんのお葬式から3ヶ月後のタイミングでした。でも、思ったよりも落ち込んでおらず「しっかりお見送りできたから良かった。今はただ偲んでいる。」と穏やかに言っていてホッとしました。また、A子はおばあさんのお葬式に「また会おうね。私の子に生まれてきてね」という手紙を書いて、それを棺に一緒に入れた話をしてくれました。

「それほどおばあちゃんのこと大切だったんだね」としんみりした後、その続きの話に驚きました。なんと、おばあちゃんの四十九日のその日に、3年ぶりの新たな妊娠が分かったそうです……!おばあちゃん、本当に約束守ったんだなあと思うと、話を聞いていた私が泣けてきました。

予定日は9月とのこと。それまで何もないように。祈るばかりです。

編集部M

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