先週セラピスト編集部に、一般社団法人ハーブブレンドスタイル協会代表の飯田智子さんが遊びに来てくれました。一気に真夏に戻ったような蒸し暑い1日でしたが、いつもながら涼やかな笑顔に癒されつつ、近況などいろいろお話しさせていただきました。
私たちの健康への意識を高める習慣としてのハーブブレンドティーを提唱する飯田さん。2023年に協会を立ち上げ、ハーブティー専門家を育成しながら、精力的に活動の幅を広げていらっしゃるセラピストのお1人です。
2023年8月号でもハーブブレンドの極意を伺いましたが、効果効能だけでなく、飲む人の五感にどう作用するかに注目したブレンド術は取材をしていても目からウロコでした。私もこの仕事をしていて、元々の「ハーブティーってなんかいいよね」という漠然としたイメージから、少しずつ「ハーブにはこんな効果効能があるから、こう使いたい」に頭の中がシフトしつつありましたが、“自分がどう感じたか”をもっと大事にしてもいいのかも!と原点に立ち返るような気持ちになりました。
>>> 飯田さんも登壇された「第2回 ⽇本⼥性財団 東京プラットフォーム」<<<
たとえ健康に良くても、美味しくないとやっぱり続きませんし(もちろん好みもあると思いますし)、今の不調に効果があるとしても、気分じゃないのに頑張って摂るのも逆効果になりかねません。禁忌事項などはきちんと理解が必要ですが、あまり頭で考えすぎるよりも、そのハーブと「今の自分の心身」とのつながり方を知ることも大切なのかなと思います。
「つながり」のキーワードで、もう1つ。
ハーブ講師の視点として、飯田さんは現在、ハーブの消費者、企業、地域、生産者、環境などをつなげていくことも目指しながら、全国のハーブ農家の元を訪ねているそうです。「飲んで終わり」「摘んで終わり」「使って終わり」の完結型ではなく、ハーブの育つ背景や育てる地域環境までを広く学ぶことは、ハーバリストとしての活動にも大きく役立つのではないでしょうか。
各地にハーブ農家が増えている背景、その土地でどのように使われ、広がりを見せているかなど、興味深いお話に大いに刺激をいただきました。また何かの形で、各地のハーブにまつわるお話などもご紹介していけたらいいなあ‥‥なんてワクワクする1日でした♡
編集部T
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