所澤いづみさん×塩田清二さんの特別対談が実現しました!

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日本でもアロマは特別なものではなく、気軽に手に取れる身近な存在になりました。それでは、医療や看護・介護などの臨床の現場では、どうでしょうか。
今年で創立から27年を迎えた、医療従事者らによる学術団体、日本アロマセラピー学会で終身名誉理事長を務める塩田清二さんのオファーで、今回『セラピスト』2024年10月号にて、“日本のアロマセラピーの母”こと、所澤いづみさんとの特別対談が実現しました。
病院、在宅看護、緩和ケアの現場で長年アロマセラピーを実践してきた所澤さんに、塩田さんがアロマの可能性と植物の効能について伺いました。

対談が行われたのは7月最終週の暑い日のこと。
日本アロマセラピー学会で面識のあるお2人ということで、阿吽の呼吸でお話が進んでいきました。学会の成り立ちや、日本のアロマ黎明期がどのような状態であったのかなどを伺っていくにつけ、「医療の現場という視点で見ると、アロマの存在はこんな感じだったのか‥‥!」と早速驚かされることばかりです。

お2人は和やかに懐かしむように語られているのですが、それまでの常識になかったものを導入していくために、どれほどの熱量や行動力が必要であったかを想像すると、まさしくパイオニアです。日本では、安全に、そして効果へのエビデンスがなければ、医療への応用は難しいとされ、その基準はとても厳しいと言えます。それをクリアし理解を得るためには、相当の強い信念や好奇心がなければ成せないということが、ひしひしと伝わります。
この仕事に携わってきて、精油の持つ効果を分かった気になっていましたが、“分かることができるように尽力してこられた方々”あっての、今のアロマの立ち位置があるのだと、深く感銘を受けました。

話題は、所澤さんの歩んできた道や、現在に続く訪問アロマの現場のお話。それからセラピスト、医療従事者における心構えや学んでおくべきことなど、深いお話にまで及んでいきました。本誌では、その辺りも詳しく紹介するとともに、お2人の臨床や実験の記録なども掲載しています!
ものすご〜く貴重で、そしてこれからのアロマセラピスト、医療従事者の方々にとって必要不可欠となるであろうエッセンスがギュギュギュっと詰まっています。お見逃しなく!

集部T

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