誰も教えてくれなかった精油のブレンド学

書籍

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価格
1,760円(税込)
著者
中村あづさアネルズ
判型
A5判
貢数
212頁
発売日
2013年5月24日
ジャンル
アロマセラピー

CONTENTS
序章
○精油ブレンディングの魅力
1.私たちの生活で、精油だけが「香り」や「匂い」ではない
2.「アロマセラピーは芳香療法である」という原点
3.真似をして身につけることが第一歩
4.精油のブレンドは、「アート性」「化学性」の二面から考える
5.精油を混ぜることは、料理にも似ている
6.精油は「混ぜて消し合うのではなく、相乗し合う」ことが大切
7.オーガニックとそうではない精油の違い
○精油ブレンディング上達のコツ
1.精油を、文字だけではなく目で見て感じてみる
2.勉強したことと、現場で起こることは同じとは限らない
3.精油を選定していくための方法
4.精油のブレンドは、「精油の素材・質が80%、自分の技術は20%」
5.精油を選択する時の目的とそのアプローチ
6.マニアックになりすぎないこと
7.スクールを卒業して、すぐに専門家になれるのか?
8.アロマセラピスト自身が「香りの楽しさ」を忘れないこと
○精油の化学を覗いてみる
1.精油の化学構造は、100%解明されているわけではない
2.精油の化学は、アロマセラピストの幅を拡げる
3.「化学」というだけで、苦手意識を持たない
4.精油の化学のキホン「原子」と「分子」
○精油の主な成分分類
○成分分析表は、本当に正確なのか?

Chapter1 ラベンダー
▼世界のラベンダーと、北海道の有機栽培ラベンダー
▼アロマセラピーでよく活用する3種の違い
▼そのボトルの中身は、本当に真正ラベンダー?
▼ラベンダーは、本当に万人が好むのか
▼ブレンディングは、甘さの調整がポイント
[コラム]ラベンダーの歴史
[レシピ]ラベンダーを使ったおすすめブレンド

Chapter2 ネロリ
▼生産農家で感じた、小さな花の確かな香り
▼ネロリのさまざまな種類
▼ネロリを使ったブレンディングのコツ
▼ネロリとペティグレン
▼精神面に働きかける代表的な精油
[コラム]ネロリの歴史
[レシピ]ネロリを使ったおすすめブレンド

Chapter3 柑橘系
▼日本人に好まれる柑橘系の香り
▼柑橘系の種類とその特徴
▼柑橘系精油の抽出法と香りの変化
▼柑橘系精油のブレンディングのコツ
▼光毒性は、どれほど気にするべきか
[コラム]主な柑橘系の原産地と歴史
[レシピ]柑橘系を使ったおすすめブレンド

Chapter4 ローズ
▼芳醇で高貴な、印象深い香り
▼忘れられない、ローズ農家での体験
▼収量が極めて少なく、非常に稀少
▼含有成分の半分も解明されていない、神秘的な精油
▼高価だからこそ、的確に使いこなすための練習を
[コラム]ローズ精油の現状
[レシピ]ローズを使ったおすすめブレンド

Chapter5 ティートリー
▼「安全に使用できる精油」の代表
▼神秘的な顔を見せる、ティートリーの湖
▼驚異的な速度で成長するティートリー
▼ティートリー農家を取り巻く環境
▼「安全」と「ブレンドしやすい」はイコールではない
[コラム]ティートリーの歴史
[レシピ]ティートリーを使ったおすすめブレンド

Chapter6 ユーカリ
▼精油で空気の層がブルーに見える、神秘的な光景
▼大量の精油が、山火事が大きくなる原因?
▼ユーカリの精油の代表的な5種類
▼「どのユーカリか」を意識したブレンドが重要
▼ユーカリ精油のブレンディングのコツ
▼ユーカリレモンをブレンディングする難しさ
[コラム]ユーカリの歴史
[レシピ]ユーカリを使ったおすすめブレンド

Chapter7 サンダルウッド
▼「金」と同じ価値を持つ精油
▼若い木の伐採は厳禁の、絶滅危惧種
▼大量のハイドロゾルは、農家で生活用水としても使われる
▼インドで抽出される「アッター精油」とは?
▼ベースノートであるサンダルウッドのブレンド
▼ウッディーな香りを仕上げる際の注意点
[コラム]サンダルウッドの歴史
[レシピ]サンダルウッドを使ったおすすめブレンド

Chapter8 イランイラン
▼香水の名作をサポートする芳醇な香り
▼夜明け前に最も強い香りを放つ花
▼”一番絞り”は最高のグレード!
▼さまざまな活用方法が期待されるイランイラン
▼グレードによっても大きく変わる化学成分
▼特徴的な香りを、何とブレンドして活かすか
[コラム]イランイランの歴史
[レシピ]イランイランを使ったおすすめブレンド

Chapter9 クラリセージ
▼日本人の身近にはない植物
▼キラキラと輝く薄紫とピンク色の花
▼クラリセージとラベンダーの共通点とは
▼妊産婦には使用しない方がいい?
▼ブレンディング力が試される精油
[コラム]クラリセージの用途と歴史
[レシピ]クラリセージを使ったおすすめブレンド

Chapter10 カモミール
▼イメージで広まっている「カモミールの香り」
▼ジャーマンカモミールの精油はなぜ青いか
▼ローマンカモミールはりんごの香り?
▼メディカル的なイメージのジャーマンカモミール
▼ローマンカモミールのブレンドのコツは”優しさのバランス”
▼ジャーマンカモミールは、ブレンド難易度が高い
[コラム]カモミールの産地
[レシピ]カモミールを使ったおすすめブレンド

Chapter11 ペパーミント
▼ペパーミントと日本ハッカ
▼収穫時期によって成分が異なるペパーミント
▼妊産婦ケアに活用は可能か?
▼塗布すると、スッとするどころか熱くなる!
▼ペパーミントのブレンディングの割合
[コラム]ミントの歴史と産地
[レシピ]ペパーミントを使ったおすすめブレンド

Chapter12 ジャスミン
▼高価というハードルを超え、人々を魅了する精油
▼ジャスミンサンバックに出合った時の感動
▼明け方早くから収穫し、すぐに精油を抽出
▼”花の香り”が、ブレンディングの際の目標
▼香りが強い精油の活用と、その難しさ
[コラム]ジャスミンの歴史と産地
[レシピ]ジャスミンを使ったおすすめブレンド

Chapter13 ローズマリー
▼ハーブや香水にも長年使われてきた、人気の植物
▼花をつける時期に収穫されるローズマリー
▼3タイプのローズマリー
▼料理への活用も、ブレンディングのヒント
▼いろいろな精油との相性にチャレンジしてみること
[コラム]ローズマリーの歴史と産地
[レシピ]ローズマリーを使ったおすすめブレンド

精油をブレンドする。 これこそが、アロマの“本当の入り口”だった!

どこのスクールも教えなかった“本当の精油”と“ブレンドの秘密”を、精油ブレンディングの第一人者が初公開。アロマ初心者も、プロのアロマセラピストも「精油って、そうだったのか!」と感嘆する1冊です。著者が世界中の精油生産地で撮影してきた、“精油の生まれる前=植物”の貴重な写真をカラーで紹介し、精油の本当の姿・形が分かります。“アロマの醍醐味”ブレンドの技術がメキメキ上達し、香りの世界がもっともっと広がります。

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著者プロフィール

中村あづさアネルズ(Azusa Annells)

英国IFPA(ITHMA.Dip)認定アロマセラピスト
ジャスミン・アロマティーク・オーガニクス株式会社代表取締役
Jasmin Aromatique Group/Global Exective Principal

アロマセラピー英国留学後、2000年に会社を設立。妊産婦やベビーケアを専門とした店舗運営や施術に加え、クリニックなどと提携しアロマセラピーを導入、医療従事者及び一般向けの講座やセミナーを行う。また、ハリウッド映画や著名人の専属フォーミュレーターに選ばれ、精油のみを使ったオリジナルブレンドを数多く作成。日本における精油ブレンディングの第一人者として、商品開発やブランドのプロデュースに携わる。2013年より、ジャスミンアロマティークグループ全体のグローバルエグゼクティブプリンシパルに就任。日本、香港、中国、ヨーロッパ、オーストラリアでの教育や商品開発に従事する。

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