今年も残り僅かとなりました。
皆さん、1年分の心身の疲れが溜まっていることでしょう。
こんな時こそ、セラピーサロンに行って、セラピストに心身を委ねたいですよね。
皆さんにとって、1年の最後に行ってみたいと思うサロンとは、どんなところなのでしょうか?
そこで会ってみたいセラピストさんとは、どのような人なのでしょうか?
サロンでセラピーを受けていると、心の奥深くから心地よさを実感する瞬間があります。
反対に、流れ作業のような手技と対応にガッカリしてしまうことも。
技術や知識の有無はもちろん大切ですが、セラピストの意識ひとつで、お客さまの満足感は大きく変わります。
年が明けて1月7日に、セラピスト2月号が発売となりますが、この号で取材したセラピスト・藤尾佳保里さんは、「ボディワークとはアートである」ということを伝えたくて、スクールを開校しているといいます。
その理由はというと、クライアントの事前情報が少なく、決められた時間で、その人に必要な手技をデザインして施すから。
この考え方の中には、同じ手技をマニュアル通り機械的にすることは決してない、ということがいえます。
なぜなら、人はそれぞれ違うからであり、同じ人であったとしても日々の暮らしの中で毎回『違う人』になっているから。
つまりセラピストには、クライアントがそのとき本当に必要なことを提供できる、非常に高い能力が必要となるのです。
このアートのような手技を受けてしまうと、もうマニュアル通りの手技では物足りないと感じてしまうかもしれませんね。
稲村