この冬は、もう二度のぎっくり腰をやってしまい、とにかく三度目がないようにと恐る恐る生活しております。今週都内でも雪の予報が出た日には、通勤で大変なことになるのではと前夜から震えあがりました。今年は記録的な大雪も多く、雪国に住む方は、本当に日々大変な冬だったのではと頭が上がりません。
さて、このぎっくり腰。これまでの私の苦しみの経験から得た、予防と改善のポイントをお伝えします!
ぎっくり初級の方はご参考ください(ただし椎間板ヘルニアなどの病気の可能性もありますので、痛みが激しい方や慢性的に腰が痛いという方は、いきなり自己流でなく、まずは必ず病院に行ってみてくださいね)。
まずは、ぎっくりしてスグの「急性期」は、炎症を抑えるために冷やします。それが一旦落ち着いたら、今度は筋肉のこわばりを緩めるために温めていきます。web情報などでも「温めるの? 冷やすの? 結局どっちなの?」とよく混乱していましたが、いろいろ試す中で、これが一番理に適っていて、回復が早いと実感しました。
やってしまったその日は、横になっているのもトイレに起きるのも辛いと思います……ええ、それはもう。。。 ですので、2.3日様子を見てから、無理のない範囲で徐々に以下を試していきます。ただ、これも状態によって個人差がありますので、あくまで参考程度と考えてくださいね。
①湯船に浸かる
単純に、全身が温まるだけでもホッとリラックスできて筋肉が優しく緩むので、とにかく痛みが軽減され心地よいです。お風呂にしっかり浸かることで血流改善になり、筋肉のこわばりが緩和されます。
自分の頭の中で思う以上に、痛みや日頃の負荷で、筋肉はカチコチにロックされているようです。水中の浮力で、通常より筋力を使わなくて済む分、余計な力みも抜け弛緩しやすいのも嬉しいです。
②ウォーキング
私の場合はですが、3日目くらいから少し外を歩き始めます。実は初めてぎっくり腰になった時、すぐさま駆け込んだ整形外科で指導されたことですが、正直初めは「痛いときに筋肉を使ってしまうと悪化するんじゃない?」と驚きました。曰く、「ずっと安静にし続けると筋肉が固まってしまうから」とのことでした。
極力痛みの少ない動きをと思うと、自然と小股でチョコチョコと歩く感じになるのですが、5分10分歩いていると、筋肉が温まり柔軟性を取り戻すのを感じます。そうしたら極力身体の力みを抜いて、自然に歩ける歩幅で楽にウォーキングできるようになっていきます。今回は、帰宅時には2駅前で下車し、歩いて帰るというのを一週間ほど続けたらかなり改善できました。
③太腿前面をほぐす
意外ですよね!? 私もとっても意外でしたが、実は最近学んだばかりの知識でした。
2月に、昨年末の「整体日本一決定戦2024」ファイナリストの、平稔大さん「ストレチックス東日本橋」に施術を受ける機会がありまして。そのときに前太腿の凝りを指摘されたんですよね(自分では凝っている感覚が特になかったのですが……)。「腰痛でお悩みの方には、太腿前側の筋肉がガチガチに張っている人が結構多いです」とのことで、私もまさに当てはまるのでドキッ。重点的にほぐしてもらうと、施術後の足腰の可動域が全然違いまして。
そのことを今回ふと思い出し、痛みの辛い時にローラーでコロコロほぐしていたら、ぐっと楽になりました。デスクワークだと特に張りやすい部位のようですので、ハンディガンなどお持ちの方は、日頃からちょこちょこほぐしておくことで予防にもなりそうです。
④鍼灸
最後にご紹介するのが鍼灸です。私自身は鍼治療を受けたことがないため伝聞になりますが、社内で何人かの方からオススメされました。
おそらく……ですが、上記にも挙げたような血行改善や筋肉を緩める効果があるのではと思われます。痛みを緩和させたり、筋肉を動くための状態に導いてもらうことで、その後の生活習慣改善にも早く進めそうですね。
長くなりましたが、結局これらで急性期をしのぎつつ、日常生活に戻った後の姿勢や運動などの生活習慣改善が一番重要なのだと思います。そうと分かっていても、何度も繰り返してしまう体たらくではあるのですが……今年は極力1駅は歩いて帰ることを習慣づけたいなと思いつつ、皆さんもお身体ご自愛くださいね!!!
編集部T
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