生命の…ネ申 禾必

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こんにちは~。セラピスト編集部のササキです~。

この数日、うすうす感づいてはいましたが、もうこれは認めざるを得ない…。

冬、来ましたね…。

厚着が嫌いな身としては、厳しい季節がやってきました。
熱燗は美味しいんですけどね…。

さて、今日は極めて私的な話を。

先週、娘が産まれました。
ということで、当日の簡単なドキュメントを…。

11月20日、予定日より4日経過。
予定日が過ぎると、急にそわそわし出す。

12時30分頃、妻より「お腹がちょっと痛い」と連絡あり。
病院に電話すると、「あと2時間経ってもまだ痛かったら電話下さい」と言われたそう。

14時30分頃、「痛みが治まってしまいました…」と連絡あり。
今日は産まれなさそうかな…と思う。

20時過ぎ、妻より再び連絡あり。
「実は18時くらいから再び痛み始めたので病院に電話したら、『一度病院に来て下さい』と言われたので、これから病院に行く」とのこと。

21時頃、再度連絡あり。
「診てもらったが、子宮口がまだ全然開いていないらしい。一応、今晩は病院に泊まっていくことにはなったものの、いつ産まれるかは全く予想がつかないみたい」。
2人を産んだ経験を持つ義母の予想では、「明日の昼くらいまで産まれないんじゃないか…」。

立ち会いを予定していたので、ここで選択を迫られる。

「お医者さんの話の様子だと、何だかまだ全然産まれないような感じだったけど…今晩中に病院に来ておくか、明日の朝にするか」

病院は、自宅から電車とバスを乗り継いで2時間半(妻の実家の近く)なので、なかなかの距離。

迷ったものの、朝までに産まれない可能性がゼロではない以上は、低い確率でも一応行っておこう、という結論に。

22時前、自宅を出発。

23時20分頃、病院に到着し、分娩室近くの病室(陣痛室?)へ。
すると、つい30分前まで普通にメールが出来ていた妻が、痛がっている。
「痛みがさっきよりも大きくなって、痛みと痛みの間隔も少しせばまっている」。

0時過ぎ、一度診察。
「子宮口が少し開いてきたけど、まだまだですね」。
一眼レフとビデオカメラを、一応準備。

妻は、5分間隔くらいで激しい痛みが襲ってくる模様。

0時50分頃、再び診察。

助産師さん「本当はもうちょっと子宮口が開いて、痛みの感覚も短くなってから分娩室に移動するんですけど…、今もうかなり痛そうだし、移動できなくなっても困るので、分娩室に移動しちゃいましょう」

助産師さん「旦那さんも一緒にどうぞ」
私「もうカメラとか全部用意して持っていっていいですか?」
助産師さん「はい、そうですね」

ということで、
0時55分、分娩室に入室。

立ち会いって、ここから長い場合があるって聞くから…。
果たして、分娩室を出るのは何時になるか…。

夫が分娩室でやることは、背中をさすったりというお手伝いがあるという事前情報があったものの…

医師1人、助産師2名という体制で妻を囲むので、入り込む余地なし!

控えめに声をかけながら、ビデオカメラを回し続ける。

で…

1時9分、出産。

え!!

早い!!

分娩室に入って、わずか15分!!

と思う間もなく、動画を撮りつつシャッターも切る。

助産師さん「はーい産まれましたよ~。性別は聞いてましたっけ?」
私「はい、聞いてます」

助産師さん「男の子ですよ~」

私&妻「えっ!?」

助産師さん「あ、ごめんなさい言い間違えた。女の子ですね」

一瞬、分娩室の空気が固まった…。

以上、出産までの1日でした。

病院に到着してから約90分、分娩室に入ってから15分という、
「初産とは思えない超安産」だったそう。

感想としては、
「時間が短すぎて、あっけなかった…」
「すごいもん見せてもらった…」
「でも、人間が産まれるって、(使い古された言葉ですが)神秘…」

まあ、母子ともに健康(3258g)であることが何よりでした。

ということで、この週末も長時間かけて会いに行ってまいります。

産まれた瞬間、「やばい、鼻低い!」と思ったことは、
娘には内緒です。

では、良い週末を!

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