こんにちは。
セラピスト編集部のはんざわです。
編集部では現在、セラピスト誌とは別に、「精油とハーブのブレンド ムック」の制作を進めているところです。
精油のブレンドのテクニックやレシピ、ハーブのブレンドの考え方などを紹介する本で、過去のセラピスト誌の記事を再編集してお届けする予定です。
で、ブレンド精油の話をひとつ。
ブレンド精油って、たくさんのブランドからたくさんのラインナップが出ており、また個人でブレンドするにも無限大の組み合わせがありますよね。
思ってもいなかったような感動的な香りを作った経験がある方も多いと思います。
そして私が「精油のブレンドってすごい!」と思ったのは、あるブレンド精油との出会いがきっかけでした。
それはコレ・・・。
カリス成城の「下弦の月」です!(隣に演出用の石。)
名前のとおり、月が満月から新月に向かって欠けていく時の身体のリズムに合わせて、余分なものをデトックスしてくれるこのオイル。
ラベンダー、レモン、サイプレス、ライム、パルマローザ、ホーウッドが絶妙なバランスで配合されています。
さわやかで、透明感のある香りです。(作ってくれたセラピストさんありがとう!)
私はこのオイルを東急ハンズの店員のおにいさんに勧められ、なんとなーく手にとったのですが、かいだ瞬間、すーっと香りが身体にしみこんでいったのを、数年経った今でもそれを今でも覚えています。
前述のように、6種類のオイルがブレンドされていますが、どの香りも主張せず繊細。何が入っているか分からないほど調和しています。
その調和の表すものは、「静謐」という言葉が一番しっくりくるような気がします。
このにおいをかぐと、日本の美しく静かな田舎の夜空に、下弦の月がぽっかりと浮かぶイメージがわいてきます。
まるで「その空間」が香りの中に封じ込められている感じ。
都会に住んでいる身ですが、この香りをかぐと、静かな田舎の夜にワープしたような気持ちになる・・・本当に不思議な香りです。
実は最近、アロマの勉強をし始めたのですが、その動機の一つに、このブレンドをかいだことがあるかもしれないです。
こんな香りをいつか自分でも作れたらいいなー。
アロマのブレンド、いろいろ挑戦してみます!
(※このオイルは月シリーズのひとつです。他にも3つのブレンドオイルがあるので、よかったらぜひ香りをかいでみてください。個人的には「満月」もおすすめです)
と言いつつ、連休中にハーブチンキを作ったりして、ハーブにも興味しんしんだったり・・・。
やっぱり夏はピノですね(冬かも)。
ではではまた〜。