8月号取材雑感。〜自然の中に身を置いて暮らし、女性性を認めて生きると、みんなが生きやすくなる〜

投稿日:2018年6月29日

こんにちは~。

セラピスト編集部のHです。

 

関東近辺、梅雨が明けましたね。

みなさん水分補給はしっかりと〜。

 

さてさて、7月6日には「セラピスト8月号」が発売されます。

 

今回の特集は、

「園芸セラピー」

「快眠セラピー」

の2本立て。

園芸をしたい人、寝苦しい夜を過ごされている方、

ぜひ本誌をお取りになってくださいませ。

 

そして、この号の隠れキーワードはこちら。

「女性性」

「おんなのこ性」

「調和」

「共生」

「人間という自然」

 

今号の取材では、なぜかこれらのワードを聞く機会が、ほんっとうに、たくさんありました。

 

たとえば、単独企画として、

『母がしんどい』のマンガで知られる田房永子さんが、

「女性性を慈しむ生き方」の鼎談で登場。

 

 

想像どおり、とても聡明な方(写真右)で、

「小学校では、女性性が育まれないような教育をしている」という

鋭い指摘をいただきました。

 

 

ビューティーモデルの田中マヤさんには、

「アロマパルファン検定講座」で、

美しくたくましい植物の生き方を学んでいただきました。

 

自然体なその姿から、「流れにのっていれば、自分の必要な場所にたどりつけること」を教わりました。

 

 

そして、元フジテレビアナウンサーの大橋マキさん率いる「葉山つながりプロジェクト」の取材。

 

お年寄りとの梅シロップづくりなどに参加させていただき、

メンバーのお母さん方の優しいエネルギーに触れ、

「おじいちゃんやおばあちゃんが、この山を守ってきてくれたのに、

年をとってちょっと身体が動かなくなっただけで、

お年寄りたちが身を狭くして生きないといけないのか?」

という大橋さんの言葉に涙しました。

 

また、

日本産精油yuicaブランドの正プラス代表の稲本正さん、

生命誌研究館館長の中村桂子さんの対談。

 

「38億年、生命がつながってこなければ、今の自分はここにはいない」

という生命の神秘についてお話いただき、

先祖だけではなく、昔生きていた昆虫や植物などの命によって、

いまの自分が生かされていることを知りました。

そして、

「いまこそ、ふつうのおんなのこの生き方が必要」という

中村桂子さんの言葉にとても勇気をいただきました。

(すごいかっこいい生き方をしているお二人、こういう年の取り方をしたい…)

 

快眠セラピーの特集でも、

睡眠対策以前に、

「人間が動物であることを思い出すこと」を教わり、

人が自然の中に生きる生き物であることを、さらに自覚しました。

 

今年はAI元年と言われているようですが、

「人間は、自然であることを思い出そう」

という逆の流れもまた、強くなっているように感じます。

 

それは、ふだんの生活では忘れていても、

私たちの身体、遺伝子、心、ある意味では魂のようなものが、

「ほんとうに大切なことは何か?」

ということを知っているからではないでしょうか。

 

やはり、世の中は、ある意味では悪くなっているであっても、良くなっている方向に向かっている。

今号の制作で、改めてそう思いました。

心理学でいう「肯定的意図」は、自然界の法則であるような。

 

取材等にご協力いただきました皆様、本当にありがとうございます。

 

ぜひ8月号、お読みになっていただけるとうれしいです。

 

ではではまた~。

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