一家に1人、セラピストを──

投稿日:2014年7月11日

「行って来ま〜す」(元気に走る小学生の子どもたち)
「はい、気を付けて〜」(交通安全の黄色い旗を持ち、交差点に立つ笑顔の男性)

これは通勤途中で大きな交差点を渡る時に、毎朝見ることが出来る光景。
小学校への通学途中にある幾つかの交差点には、毎日信号を渡る子どもたちをサポートしてくれる方々がいます。

元気よく挨拶をする子もいれば、とくに口を開くこともなく前だけを見て歩く子もいますが、旗を持つ大人たちは大きな声で子どもたちに語りかけます。

その姿を見ていると、私がまだ小学生の頃、それほど顔見知りではないものの、必ず声をかけてくれる、近所の大人たちが大勢いたことを思い出します。

近年、同じマンションの住人同士でさえ、挨拶を交わすことが少なくなったと聞きます。
かつては当たり前のようにあった隣人との交流が希薄になるばかりでなく、日本の合計特殊出生率(1人の女性が妊娠可能な期間である15〜49歳に産む子どもの平均数)が年々低下し続け、また日本の単身世帯(1人暮らし)の数は、全世帯の3割を占めると言われる今日。

だからこそ、タッチングを介したコミュニケーションを行うセラピストの存在は、とても重要だと実感しています。
一家に1人セラピストがいれば、心と身体のコミュニケーションは決して絶えることなく続くでしょう。

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子どもたちが健やかに育っていく環境を作ること──。
これも、近い将来セラピストが担うべき使命なのかもしれません。

稲村
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