明けましておめでとうございます!
セラピスト編集部のHです。
本年もよろしくお願いいたします。
2019年、キターーーーーー!!
うお座の私にとって、めちゃくちゃ良い年らしいです。
本当か??と、半信半疑になっていますが、
まあ良いということにしておこう…。。
で、今回は、お正月映画のおすすめの1本をご紹介します。
クイーンも良いですが、ぜひこちらの映画も!
それは、ドキュメンタリー映画の『いろとりどりの親子』です。
http://longride.jp/irotoridori/
原作は、ゲイの作家、アンドリュー・ソロモン。
ソロモン氏は、ゲイである自分を受け入れることに葛藤する両親との関係に悩み、
「他の親はどうやって『自分の子どもは普通ではない』という葛藤を乗り越えているのだろう?」
「そして、『普通ではない』とされた子どもたちは、
どのようにして自分を愛し、親との関係を乗り越えているのだろう?」と、
“さまざまな親子の形”に興味を持ったそうです。
そして彼は、10年の歳月をかけ、
性同一性障害や身体障がいなど
『普通と違う』子どもを300組以上の親子をインタビュー。
膨大な取材を通して書き上げた一冊は、24カ国後に翻訳され、ベストセラーになったそうです。
(日本語版は、今年発売になるようです!)
映画では、そのうち6組の親子が登場。
子どもが『普通ではない』と知った後の親、そして子どもが、
それをどう受け入れていくのかなどが 描かれていました。
「この映画感動しました」とか「差別はやめましょう」
というのは、 言うは易し、行うは難しだと思うので書きませんが、
精神科医の高橋和巳先生が
「“辺境”にいる人が、世界を変えている」といったことを
著書(あとがきだったかな?)で述べられていたように、
辛い経験をしたり、生きることに違和感を持っていた人ほど、
社会を良くする力を持っているんだなあと思いました。
なので、心身の不調に悩んだセラピストさんほど その可能性を秘めているわけで、
小誌などを通して、
そういった方をご紹介していきたいと感じました。
実際に、トラウマを受けた後に回復した人は、
通常の人よりも高いレジリエンス能力を持っているそうです。
『いろとりどりの親子』、上映終了しているところも多いですが(書いておきながらすみません)、
まだやっているところもあるので、
ご興味あればぜひ〜〜。
というわけで、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
セラピスト編集部 H