高齢者の「クオリティー・オブ・ライフ」を意識した炊飯器

投稿日:

こんにちは。編集部MBです。

  先日取材で訪れた「健康博覧会」で、気になった商品がありました。それは、家電メーカー「タイガー魔法瓶」が展示していた炊飯器で、“高齢者が食べやすい「さらっとご飯」が炊ける”というもの。2010年より同社と兵庫県立大学が共同研究を始め、開発されたのだそうです。

 高齢になると舌筋、顎筋、口輪筋などの筋力が低下し飲み込みにくくなり、また、反射神経、反射運動も低下するため誤嚥しやすくなるといいます。つまり、噛みごたえのあるもちもちとした“ご飯”は、主食でありながら、高齢者にとってはリスクが高い食べ物になってしまうというわけです。

 「炊飯時の水量を増やせば?」という考えも間違ってはいませんが、それではご飯のおいしさは損なわれ、食べる楽しみが低減してしまいます。さらに、おかゆにしてしまえば、必要な栄養量を確保するのが難しくなるという問題も……。同社は、「噛んで食べ続けられる喜び」は、高齢者のクオリティー・オブ・ライフに重要だと考えました。そこで生まれたのが、この炊飯器です。

セラピスト20190222a

 同社いわく、ご飯の飲み込みにくさの最大の要因は「粘り」で、粘りの原因は「おねば」。この、炊飯中に発生するおねばを、栄養や旨味がそこなわれない程度に回収することで、“食べやすいけど美味しいご飯”=“さらっとご飯”が炊けるのだそう。

 実際に試食してみたところ、本当に美味しい! 同社の調査によると、普通に炊飯したご飯に比べ、ねばつきが約20%カットできているそうです。

セラピスト20190222b

 超高齢化社会を迎えた今、各所から“高齢者が食べやすいごはん”が求められているのだそう。そのひとつである介護施設や高齢者デイサービスセンターでは、過重労働や人手不足が深刻な問題となっています。食べやすいごはんは、食事の介助を軽減する一助になるかもしれませんね。

 

おすすめ記事

精油や植物にこだわったコスメ、使っていますか?

こんにちは、編集部Tです。 昨日発売した『セラピスト』6月号、今号の第1特集は「実践! 占いセラピー」、第2特集が「アロ …

女性に寄り添い、生涯トータルケアを!

今日から2月。 東京は、寒さが一段と厳しくなってきました。 防寒対策をしっかりしないと、なかなか外に出られませんね。 昨 …
no image

エステティシャンやビューティーセラピストの、 「心の成長」「スキルアップ」「サロン繁盛」へのファーストステップ──

美容メニューを扱っている、あるいは今後導入予定のサロンに向けた、サロン繁盛やスキルアップのための特集ページです。 エステ …

新刊&新作DVD