こんにちは。編集部のバラールです。
茶道、華道と並ぶ日本の三大芸道の一つである「香道」。日本の精神文化とともに育まれ“香りの芸術”とも評されるこの芸道とは、どのようなものなのでしょうか。
先日、学校法人国際文化学園国際文化理容美容専門学校(東京・渋谷)にて、そんな日本古来の香文化である香道の世界を気軽に体験できる香席「お香の会~名香合わせ」(解説:有識文化研究所 仙石宗久氏)に出席する機会がありました。
お香は、「嗅ぐ」ではなく「聞く」と言います。
そこには、嗅覚だけでなく、心を傾け心の中でその香りを味わい、そして人それぞれの価値観や精神性を加味して感じるものという解釈が込められているのだといいます。
実際、焚かれた一辺の香木からほのかにたつ香りに心を集中させて聞くとーー。
複雑で深い繊細なその香りから、香りを芸術にまで昇華させたその世界観の一端に触れることができたように感じることができた……ように思えました。
香道体験のレポートはセラピスト2月号に掲載しています。ぜひ、ご覧くださいね!
なぜか心の深い部分にまで染み入る「お香」。探してみると、入門者向けのワークショップなどが各地で開催されているので、ぜひ、足を運んでみてください。香りを「嗅ぐ」から「聞く」に変えることで、新たな気付きがあるかもしれません。