からくり箱にウッドチップを入れて自分だけのアロマタイム -集中力を高めるニオイコブシ-

投稿日:2019年5月2日

 こんにちは。編集部のMBです。

 令和になりました。元号をひとつまたぐと、いよいよ“昭和は遠くなりにけり”という感覚が……。それでも、この句のように感傷にひたる間もなく忙しい毎日。特にこの連休前はてんてこ舞いでした。そんな中で活躍したのが、この寄木細工の“からくり箱”。この中に、集中力を高める効果が期待できるという「ニオイコブシ」の精油を垂らしたウッドチップを入れ、自分だけのアロマタイム&空間作りに活用していました。

セラピストブログ0502ニオイコブシ

ウッドチップには、集中力を高めるという「ニオイコブシ(匂辛夷)」の精油を

“からくり”があり、開け方を知らないと開けられないこの箱。30年来の付き合いなので、あるだけで和みます(笑)

 香りはダイレクトに脳に働きかけるので、特にオフィスでは拡散に気をつかわなければならないですよね。その点、このからくり箱は開閉式で、香りたいときに開けておけばよいですし、しかも、構造上斜めにして置くことができるので便利。キーボードの手間にちょこんとおいたりして、自分だけが香ることができます。

少しずつ集めている寄木細工のなかでも、ダントツかわいいからくり箱。木の小物は、そこにあるだけで何だか落ち着きます。閉めておくとほとんど匂いがもれません

 このニオイコブシはモクレン科の木で、この精油の採取地である飛騨地方では「タムシバ」と呼ばれているそうです。名前のとおり、においのよい木で、ウッディーな中にほのかに香る花のような甘さが感じられます。季節によって成分が変わるのも特徴なのだそう。

 そんな日本産精油についての連載「人と自然をつなぐ、日本産精油」。6月号では、サロンでどのように日本産精油を活用していくべきかなどをテーマに、日本産天然精油連絡協議会理事の稲本正氏とアロマセラピスト島崎尚美さんが意見交換。日本産精油に対するクライアントの反応や個人サロンとしての工夫など、当事者ならではの貴重な体験談を伺っています。

 ぜひ、ご覧ください!
セラピスト6月号は、5月7日発売です。どうぞよろしくお願いいたします。

おすすめ記事

no image

セラピスト本誌創刊15周年記念セミナーその2。小林ケイさんが語る、「クライエントに求め続けられるセラピストとは?」

セラピスト本誌創刊15周年の感謝を込めて、7月24日(日)に開催する「特別セミナー」。 テーマは、「5年後、10年後に、 …

里山で学ぶアロマと植物のこと 〜この葉、なんの葉?〜

こんにちは編集部Tです。 こちらの葉っぱ、何の植物か分かりますか。そう、カンツバキ(寒椿)です。開花時期が11〜2月頃と …

立春は、身体にとってのお正月。香りと共に春をお迎え…… 二十四節季アロマ養生塾「立春大吉祭」のご報告

「立春は、身体にとってのお正月」そう教えてくれたのは、更年期で悩む女性のために、セルフケアの講座などを開催しているナチュ …

おすすめセミナー

おすすめ書籍&DVD