こんにちは。編集部のMBです。
東京はやっと梅雨らしい毎日になってきました。今日は朝から雨。そして、私は朝から頭痛です。私は若い時分からいわゆる“頭痛持ち”で、長年悩まされてきました。
そんなある時、「でも、この頭痛は“常時”じゃない。でも、定期的にアイツ(頭痛)は来る……。何か原因があるかも」と、ふと思ったのです。そして、自分なりに分析をしたところ、気づきました。「雨の日にアイツが来る確率が高い!」と。もう20年以上前でしょうか……、時間にゆとりがある(?)学生だったので、手帖に頭が痛い日を書き込んで、要因として可能性のありそうな事柄と照らし合わせてみたのです。
今でこそ「気象病」という言葉もだいぶ浸透していますが、当時はそんな言葉もなく、誰に話しても「頭痛は肩凝りとかストレスとか、いろいろあるからねぇ」と、私の大発見は流されていました。なんだかノーベル賞をもらい損ねた気分です(笑)。あ、でも、昔近所のおじいさんが「今日は神経痛で背中が痛くてよう動けんから、明日は雨だ」とよく言っていたので、おじいさんの方が先にノーベル賞候補でした。
そんな私が今、実践しはじめたのが、頭皮のもみほぐし。「ヘッドセラピー」です。セラピスト8月号では、この「ヘッドセラピー」を大特集。ヘッドセラピーの効果を、統合医療を基本に診療を行っている大森隆史医師に伺いつつ、そのメカニズムやセルフケアの方法などを教えていただきました。取材する中で、ヘッドセラピーが頭皮そのものによいだけでなく、いかに自律神経を整える作用があるかを学ぶことができました。頭痛だけでなく、頭皮の状態が悪い事でおこる「負の循環」=「慢性不調」改善のヒントは、ここにあるかもしれません。
気象病の原因は、気圧の変化による自律神経の乱れが原因とされており、現在、国内で気象病による痛み症状のある人は1000万人以上に上ると推測されているのだそう(愛知医科大学 佐藤純教授調べ/NHK解説委員室掲載)。皆様はいかがでしょうか?
セラピスト8月号の特集では、大森医師の解説のほか、ヘッドセラピーを極めたセラピストたちによる手技も紹介。付録DVDにはその動画を収録(計71分)していますので、ぜひ、参考になさってくださいね!
ちなみに、ヘッドセラピー並みに私の自律神経を整えてくれるのは、ピエール(愛犬)の存在ですねー。近くにいるだけでオキシトシンが吹き出します(笑)。彼は偉大なセラピスト!?