こんにちは。
現在、セラピスト10月号(9月6日発売)の制作が大詰めを迎え、連夜の終電帰りに自律神経が乱れがちの頑張る40代、MBです。もう、24時間は戦えません(古いですね)。
それはさておき、10月号の第1特集は、「認知症ケアの教科書」です。
本特集では、認知症のメカニズムやケアについて、認知症専門医である工藤千秋医師に解説をしていただくとともに、認知症予防やケアに効果が期待できる実績のあるたくさんの療法を紹介しています。ケアの現場に取材に行かせていただき、多くの気付きをえることができました。
そんななかで興味をそそられたのが、工藤先生が監修をされた『大人の折り紙』という1冊の本。色々な折り紙の折り方がカラーで掲載されていて、見ているだけで楽しいのですが、それだけではありません。
一枚の紙を折ったり広げたりたたんだりして、いろいろな物を作る「折り紙」。実はこの折り紙、大人の脳の活性化に素晴らしい効果を発揮するのだそう。よく「指を動かすと認知症予防になる」といいますが、これは医学的に見ても間違ってはいないと工藤先生は言います。人間の脳の3分の2は指や手に対応する神経で、手を動かすことは他の部位を動かすことよりはるかに刺激される脳の範囲が広いいのだとか。とても興味深いですよね!
そういえば、折り紙なんていつから折ってないだろう……。もう10年、いやもっと!? 最近、忙しさと疲労のせいか、物忘れが多く気力も低下している気がするので、久しぶりに折り紙でも折って「脳の活性化」をはかってみようかなと思いました。
…と同時に、まず折り紙買いにいくのが面倒だと思ってしまった私。かなり何かが乱れていますね(笑)。
特集1では、VR(仮想現実)で認知症患者の視点を体験できる「ケアブル」という画期的なプログラムも体験取材してきました。なぜ、認知症高齢者が怖がるのか、怒るのか。相手の視点から見たときに、多くの事に気がつきます。
現在認知症ケアの現場にいる方も、そうでない方も、今後の高齢化社会にむけて参考にして頂ける内容となっております。