こんにちは。編集部のMBです。
秋は、気候的に何をするにも快適な時期。それが証拠に、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋点……と、「○○の秋」というさまざまなキャッチフレーズを目にしますよね。
なかでも気になる「食欲の秋」。新米、秋刀魚、きのこに焼き芋、柿、栗、ブドウにそれらをふんだんに使ったスイーツと、秋になると何だかおいしそうな食材が店頭に並び、過ごしやすさとあいまってついつい食べてしまいます……。皆様はいかがでしょうか?
とはいえ、食欲の赴くままに口にしていれば、過度な体重の増加だけでなく、成人病のリスクを高めたり、また、メンタル不調など、そのツケは必ずやってきます。美容にもよくありません。さらには、毎日の食事の積み重ねが“認知症の発症リスクを下げる”というデータもあるのです。
アメリカのラッシュ大学医療センターが1000人の高齢者を対象に行った研究によると、「食事(食事法)=マインド食」により、認知症の多くを占めるアルツハイマー型発症のリスクを半減することが確認できたそうです(2015年)。マインド食とは、「地中海食」と「ダッシュ食」をもとに、積極的に食べたほうがよい食品、控えたほうがよい食品の項目と摂取目安などを示したもの。「セラピスト10月号」の「認知症ケア特集」では、このマインド食と認知症の関連について発表された同センターの研究を紹介しているので、気になる方はぜひご覧下さいね。
というわけで、積極的に食べたほうがいいもの、控えた方がいいものを確認しながら栄養のバランスを心がけ、食欲の秋を楽しく過ごしたいと思います(笑)。ちなみに、マインド食ですすめる“積極的に食べた方がよい食品”に、大好きな「ベリー類」が含まれていました。今日の食後のスイーツは、ブルーベリータルトに決定(ですが、マインド食の“控えた方がよい食品”として、“バターやマーガリンは1日に大さじ1杯未満”とありました……涙)!