こんにちは、編集部のSです。
ボジョレー・ヌーヴォーの解禁も過ぎ、今年もこの時期になりました。
一昨日(11/26)に来年度(2020年)版のミシュランガイド東京の発表が行われ、明日(11/29)からガイドブックが発売されます。
私は東京版が初めて発売された2008年版も持っていますが、ガイドブックの内容は毎回新しい情報で更新されていくものなので、今回も購入すると思います。
「ミシュランガイド」は、簡単に言うとフランスのタイヤメーカー「ミシュラン」が1900年(100年以上前!)に出した旅行ガイドが出発点で、レストランガイドのイメージが強いですがホテルも掲載されています。
「*(星)」の数で評価する手法も特徴ですが、星のついていないお店も掲載されています。星のランクは3段階(「星なし」も含めると4段階)で、最高が“3つ星”です。
「なぜタイヤメーカーが?」という疑問もあるかもしれませんが、まだ自動車が珍しかった100年前には、タイヤの修理方法や自動車修理工場、ガソリンスタンドなども掲載された自動車旅行のためのガイドブックだったそうです。
個人的には、そんな時代に高価なタイヤをすり減らしてでも行く価値のあるレストランが紹介されたのではないかと思っています(“3つ星”は、「そのために旅行する価値のある卓越した料理」を表しています)。
星の評価基準に「コストパフォーマンス」という考えはないようなので、傾向として価格設定が高めのお店が多いですが、中には比較的気軽に行けるお店も掲載されているので、ミシュランガイド入門者にはそんなお店を探して行ってみるというのもおすすめです。もちろん“3つ星”のついたお店がどんなものなのかを体験するために旅行をするという本来の使い方もアリです。
掲載されているお店(料理)を色々と読んでいると、掲載の基準として『オリジナリティ』が重視されているのではないかと思います。
「そのために旅行する価値のある卓越した料理」と言うくらいですから、いくら美味しくても 何処ででも食べられるような料理では掲載する必要はないでしょうからね。
そこまで出向いて行ったからこそ出合える、オリジナリティ溢れる料理を紹介してくれるガイドブックだと思います。
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