こんにちは。セラピスト編集部のMBです。
近頃は、新型コロナウイルス対策と運動不足解消を兼ねて、公共交通機関の利用をなるべく避け、通勤時の「徒歩区間」を増やしています。
普段バスで通過していた道も、歩くと色々な物や香りに気がつきます。町内会の掲示板や昔の橋の欄干の一部、朝ご飯の匂い、雨上がりの草いきれ、花の香り……。時には下水や排気ガスといった、ちょっとバッドな臭いも。でも、STAY HOMEが叫ばれる今、それすら愛おしく感じてしまいます(笑)。
そんな朝の徒歩通勤の中で特に愛おしいのが、植物たちのパワー。「枯れた?」と思っていた木々が一斉芽吹き、また「木の棒か?」と思っていたものがバラの木で、この3週間であっという間にもっさりと葉を茂らせていたり。すごい賑わいを見せています。植物ってすごいですね!
すごいといえば、我が家の豆苗も。季節に関係なく、切ってもニョキニョキと葉を出し、ついに三度目の収穫ができそうです。いとおしいけど……、今夜食べちゃいます。
そんな植物のパワーって、どこからきているのでしょう。
植物は動けない分、自分の身を守り生き延び、種を残すため、形を変え、自ら必要な成分を作り出しているのです。アロマもその一つ。それぞれの植物が放つ香りは、生き残るための手段。その「香り」には様々な成分が含まれています。アロマテラピーはその成分を活かし、人々を癒しているのです。
セラピスト6月号(5月7日発売)では、こんな「香り成分」を、その植物の生い立ちで理解するというユニークなロジックで紹介しています(アロマセラピストの川口三枝子さんに教えていただきます)。例えば、「極寒の地で生きる針葉樹は、寒さという“ストレスから身を守る”成分(モノテルペン炭化水素類)を作り出す―」という具合。
「香り成分」の働きを知れば多角的に理解が深まり、アロマセラピストとしてより的確なサポートを、自信をもって行えるようになると川口さんは言います。
セラピスト6月号「“香り成分”で理解する 不調改善アロマテラピー」、ぜひ、お楽しみに!