昨日、11回目を迎えた「エステティックグランプリ」の「ボディ結果出し部門」最終審査が行われました。
この「エスグラ」には、2011年の第1回大会以来、毎年取材をしているのですが、今年のこの部門の審査は、コロナ禍のためにオンラインによる審査となりました。
「ボディ結果出し部門」とは、痩身結果を競うコンテストで、エステティシャンがモデルとなるお客様を主役にしながら痩身美を競います。
どれだけ痩せたかという「減少数値」と、どれだけ理想に近づけたかという「基準差異」、そして基本的な接客サービスができているかという「サロン環境」が評価の基準となります。ただし、スタート時のモデルの体型に関わらず、健康的でバランスのとれた身体を目指すことが必須です。
今回は105サロンがエントリーし、一次審査、二次審査を経て12サロンが最終審査に進出。プランニングシートとエステティシャンによるプランニング動画、 そしてモデルのインタビュー動画を視聴し、「最も通ってみたい(受けてみたい)痩身プランで結果を出したサロン」に審査員が投票し、グランプリと準グランプリが確定しました。
その結果は、
▼グランプリ
サロンドヴィーナス二俣川店
▼準グランプリ
Asian Field
骨盤専門CURECO蕨整骨院併設美容エステサロンViage
でした。
コンテストなので、順位は以上のようになりましたが、どのサロンも素晴らしい取り組みをされていました。審査基準の一つとして送られてきた「プランニングシート」には、モデルさんの基礎情報から痩身プラン、食事・運動などのライフスタイルアドバイス、実際のエステティックメニューの詳細やホームケアに使った商品まで、ビッシリと書き込まれています。
そのクオリティの高さはもちろん、これだけの情報を公開することは勇気のいることでしょうが、こうした取り組み事例を発信することは、業界の発展には欠かせません。さらに、発信したものは、必ず自分に返ってきますし、エステティシャンとして一つ上のステージに上がることができるでしょう。
そして今回、印象的だったのは、エステティックの結果は当然のこととして、お客様への「メンタルケア」を徹底されていること。お客様に寄り添い、支えながら共に歩む姿が印象的でした(モデルさんのインタビュー動画が、とても良かったです!)。
エントリーされたすべてのサロン、エステティシャン、チャレンジしたモデルの皆さんに、拍手を送りたいと思います!
編集部I