東京や大阪など9都道府県に出されている緊急事態宣言の期限が、20日まで延長になりました。サロン運営をしているセラピストの皆さんの中には、休業中の方もいらっしゃいます。
この1年間は、施術の時間が減り、サロンの今後やセラピストとしての未来を考える時間が増えた方も多いでしょう。オンラインの活用に時間を費やしたり、技術と知識の向上に役立てたりする上でも、必要な時間だったかもしれません。
特にこれまであまり考えたことのなかった「サロン運営」について、勉強する機会が増えたというセラピストさんも沢山いらっしゃいます。
商業コンサルタントの佐藤由佳さんは、ショッピングモールや駅ビル・百貨店などの大型商業施設開発、小売・飲食・サービス店の業態開発などのプロジェクトで、マーケティング調査、ソフトプランニング、ブランディングなどを手掛けています。
店舗の立ち上げ支援や開業後の店舗コンサルティングを生業としており、具体的には、店舗のオーナー様と一緒に集客策を考えたり、商品やメニューの構成、サービスの提供方法等を考えています。店舗デザインやブランディングのプロデュースをすることもあるそうです。
現在発売中の「セラピスト6月号」では、佐藤さんが「マーケティング発想によって、お客さまから選ばれるサロンになる方法」について、解説しています。
「どんなご依頼についても、私が基本とするのはマーケティング発想の店づくりです。マーケティングとは、業界動向やニーズ、競合環境といった外部要因を分析することです。そして外部要因の分析に基づいて店の戦略を練るのが、マーケティング発想の店づくりとなります。自店を取り巻く外部の分析によって、誰に、どのような商品やサービスを提供すればよいのか、筋道を立てて思考することができるようになります」
こう語る佐藤さんが、マーケティング発想の店づくりという視点から、セラピーサロンの可能性をお伝えしています。ぜひ皆さんのサロン運営に役立ててください!
編集部I