セラピストにとって、カウンセリング力を高めるスキルの習得は必須です。その方法はさまざまありますが、セラピストが話さない“徹底傾聴型”のカウンセリングをご存知でしょうか?
このメソッドを生み出した“心のスペシャリスト”神戸正博さんが、現在発売中の「セラピスト4月号」で、その方法や特徴について語っています。
「傾聴とは、ただ話を聞くことではありません。私たちの会話は、口から発せられる言葉だけではなく、言葉にはなっていない“仕草・表情・言葉になる前の間・ちょっとした空気感”など、非言語の部分も多くのことを語っています。そして、言葉の裏には感情があるのです。その感情に着目することで、本人すら気がついていない問題の根っこの部分に気がつけます」と神戸さん。
この傾聴力を身につけることは、ボディワークを行うセラピストにとっても、もはや必然と言えるでしょう。セラピストの悩みの一つに、“お客さまに依存されて疲れる”ことがあります。ところが傾聴力を鍛えることで、心の境界線が引けるようになり、お客さまから依存されなくなるそうです。
神戸さんは、自身の講座で傾聴の基本ルールを22個紹介しています。セラピスト4月号では、その中からいくつかの方法を紹介しています。是非皆さんも、実践してみてください。
編集部I