今年も残すところ10日を切り、年が明けると1月6日に「セラピスト2月号」が発売になります。
2024年は、本誌が創刊してから24年目を迎えますが、セラピーの仕事に関わる方の数は飛躍的に増え、アロマやハーブ、リンパドレナージュや経穴(ツボ)などの言葉も一般的になりました。
この間、雑誌や書籍、動画やセミナーなど、様々な媒体を通じてセラピストの皆さんが求めている情報を発信し、また直接お話を聞かせていただく機会も数え切れないほどありましたが、皆さんには、普遍的で共通の悩みがあるのではないかと思っています。
セラピストを職業とする上で、何が必要なのか?
これは、セラピスト本誌以前に発行していた「ホリスティックヒーリングマガジン 気の森」の編集も含めると、30年ものあいだ考え続けていることなのですが、それは知識力、技術力、経営力、編集能力等々、多岐に渡ります。
例えば、ボディワークを行う方にとって、大きなテーマの1つである「施術の結果を出すこと」について。
スクールやセラピーの現場では、「一生懸命、解剖生理学を学んで施術をしても、なかなか効果が現れない(現れにくい)」という悩みをよく聞きます。
毎年1,000人を超える受講生に教えている上原健志先生(からだ塾/マジックハンズアカデミー代表)は、「解剖生理学を学んだだけでは、良い施術に結びつきません」と、一貫して言い続けています。
それは一体、なぜでしょうか?
「解剖生理学は“健康な人、つまり元気な人の学問”だからです。でも実は、私たちのクライアントは、元気な人よりも“健康ではない人”がほとんどだからです」(上原先生)
人は誰でも、多かれ少なかれ身体に癖があり、解剖生理学の教科書に載っている“正常な身体の状態”でいる人は稀と言えるでしょう。
さらに施術を受けに来る人の場合、その傾向は顕著と言えます。
「施術家は、病体を知らなければならない」という言葉を、取材の現場でよく聞きますが、上原先生は、「解剖学」や「生理学」よりも、“病の理屈”を学ぶ「病理学」の重要性を伝えているのです。
現在発売中の「セラピスト12月号」では、上原先生の記事「〜解剖生理学だけでは足りない!〜 不安を安心に変える セラピストの病理学」を掲載しています。
“結果を出せるセラピスト”になるために、ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。
編集部I
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