女性に毎月おとずれる月経期。PMS(月経前症候群)や月経痛、周期不順……などさまざまな不調を感じる方も多いのではないでしょうか。最近はフェムケアへの関心も高まりさまざまな月経不調が取り上げられるようになりましたが、体質によって月経不調の症状が大きく異なることをご存知でしょうか? 例えば、月経前に不調な方もいれば、月経の後に不調になる方もいます。
現在発売中のセラピスト2月号では、「中医学」に詳しい中医アロマセラピストであり国際中医師の有藤文香さんに、「月経の症状と中医学」について伺いしました。そして、体質ごとに特徴があり、それぞれに適した対処法があることが分かりました!
中医学では、身体の状態や体質を「虚・実」で考えます。大まかにいうと、エネルギーが不足気味な状態を「虚」、エネルギーが過剰気味な状態を「実」といい、発現しやすい症状の傾向を“体質”と考えます。
「虚・実」はどちらが良い悪いというわけではありません。私が以前通ったスクールの先生からは「『実』の人は突然倒れるので注意が必要、『虚』の人は意外に持ちこたえる」と教わりました。当時、実際に私もセルフ診断をしてみると、複数の体質の症状が該当しました。その中でも最もチェック項目が当てはまった血虚(血が少ない体質)が私の体質なのだろうと思っていました。
今回の取材では、中医学における月経の考え方に加えて、月経の症状を元にした「体質診断」を有藤先生に教えていただきました。それにより、私自身も今までよく分からなかった自分の体質が「これか!」と分かりました。「血が少ない(血虚)」も当てはりますが、それ以上に「血が滞りやすい(瘀血)」体質でした。以前の診断の時は、栄養不足&睡眠不足だったので血虚の症状が顕著だったのかもと思い至りました。
また、この瘀血体質は、虚実でいうと「実」の方です。そのため、体内の血・水を流せるように汗をたくさん流すサウナやホットヨガをお勧めされました。逆に「虚」のタイプは、サウナをするとぐったりしてしまい、体質に合わないというお話も勉強になりました。「サウナが流行っているから」と気軽に行ってしまいがちですが、女性は「虚」のタイプが多いので逆効果かもしれません。自分に合う体質の対処法を知ることがやはり大切ですね。
ほかにも中医学では、舌や顔色、爪の状態などでも診断する方法もあります。また、閉経後の診断でも月経中の特徴から体質を知ることができます。ツボやアロマで対処することも可能ですが、体質は改善することもできるとのこと!年齢や体調によっても変わるようなので、時々チェックをしたいと思います!
編集部M
セラピスト2月号「有藤文香さんに聞く中医学×アロマで体質を改善、月経の不調・悩みを解消!」の記事を掲載しています。こちらにその一部を公開しています。ぜひ、ご覧ください。
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