誰もが感じるエネルギー、「オーラ」はその人の取扱説明書？

webで「オーラ」を検索すると、「人や物が発する微妙な雰囲気。霊気。アウラ。」などと出てきます。これだけでは、分かるような、分からないような……と首を傾げてしまうのですが、私と同じように感じる方もいれば、「そうそう」と頷ける方もいるでしょう。
次号の本誌では、そんな「オーラ」を特集いたします！（取材は無事すべて終わりました！）

オーラが見えない、感じられない私にとって、今回の特集はとても難解なスタートでした。
何人もの先生にお話を伺いながら、「知覚」という感覚の構造は、本当にうまく作られていることを知りました。それでいて、「物体」としてでない構造には、認知に緩やかな差異が生まれます。この差異の幅が、人によっては「曖昧」で「掴みどころがない」「得体の知れない領域」と忌避してしまう要因かもしれないと、取材を通じてボンヤリ想像します。
感覚そのものの仕組みを、誌面でどのように表現すれば皆さんに伝わりやすいのか……非常〜〜に悩みました。

一方で、「人や物が発する微妙な雰囲気」と聞けば、ほとんどのセラピストが「分かる」と思うはずです。
クライアントが来店したとき、無意識のうちにその人の発する雰囲気や、まとっている空気を感じることはありませんか。それは、心理学的に「この人は○○だから△△だ」と分析することとは違い、まさに瞬間的に分かる感覚です。散歩の途中で「あ、どこかにキンモクセイが咲いているな」「今日は雨になりそうだな」と直感するのと少し似ています。
何を基準にそう直感するのかは別として、私たちはきっと、相手の存在全体を、ふっと一瞬で体感しているのだと思います。

今回取材する中で、ある先生が「オーラはその人のトリセツみたいなものです」と説明してくれたのが、とても腑に落ちたのでした。存在全体の中には、もちろん体調も、性格も、気分も、センスも、思考癖も、趣味嗜好も、すべてがそこに含まれているのかなと。分類をして理解することも大事ですが、その人そのままを受け取ることもまた、とても大切なことだなあと気持ちを新たにしたのでした。

すっかり今日は所感を語るブログになってしまいましたが、メカニズムについては、次号で詳しく解説します！
ただいま絶賛編集・制作中ですが、できるだけ！極力！オーラ初心者さんにも分かるよう、詳しく易しくお届けできるよう頑張ります！！！ので、ぜひ5月7日の発売を楽しみにお待ちくださいね♪

編集部T

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

セラピーのチカラ、セラピストのハートを伝える
『セラピスト』誌のSNS&展示会情報をCHECK♡

■公式LINE「セラピストWORLD」
お友達登録で、告知やクーポンなどのお得情報を受け取れます！
→