編集部内で取り合いに?!
メディアが取り上げたくなるセラピストになる秘訣

投稿日:2023年9月9日

9月7日の編集部ブログでご紹介した名古屋セラピストオフィスの柴田俊生さん。

セラピスト編集部内でひっぱりだこ状態になった理由は、

・弊誌をよくご存知だということが確実なこと
・お持ちの資格やスキルがはっきりしていること
・お人柄も間違いないと思えること

といったことでした。

「いつか『セラピスト』に載ってみた〜い!」というご希望のあるセラピストの皆さまには、ぜひ参考にしていただければと思います。

そして、そうやってホームページSNSなどを活用して分かりやすい情報発信をしていくことは、そのまま集客力の向上にもつながっていくのではないかな? と思います。

というわけで、そんなセルフブランディングに大成功しているセラピスト・柴田俊生さんに、「セラピーオールガイド」に無料登録しようと思った動機や、集客や宣伝について考えていることなどを聞いてみました。

 

 

——「セラピーオールガイド」への登録動機は……?

「スクールガイド」に関しては、登録ページに最初に記したように、シニア層世代の集客や技術向上などをお手伝いしたいと思ったからです。

コロナ以降、パソコンをはじめとした通信機器や動画などを「苦手だから……」と避けて通ることは、もはや出来なくなりました。

動画の録り方や編集方法だけでなく、機材の選び方、スマホの使い方など、本当に初歩の初歩から、お困りの方のお手伝いをしています。

 

——もともと動画制作などはお得意だったのですか?

祖父や父がカメラを趣味にしていて、私自身も早い段階から映像機器に触れ、またパソコンも一般に出回り始めてすぐに使っていました。

とはいえ、最初は完全に趣味で、頼まれて子どもの部活の試合を撮って編集するくらいでした。

次第に動画収録や編集に関して人から相談を受けることが増えてきて、「これはニーズがあるな」と思ったのでメニュー化しました。

 

——ニーズという観点ですと、「男性を癒せる場がないのなら、自分で作ってしまおう!」 というサロンの開業コンセプトも良いですね!

同年代の女性に比べて、働き盛りの男性に、ストレス発散や癒しの機会が少ないと感じたのです。

それから元々健康オタクだったこともあり、まずはアロマを学び、40代でサロンを開業しました。

そこから、『セラピスト』10月号にもあるように、昼はサロン、夜は学生の3年間を経て鍼灸師の資格を取得。さらに、レイキ、個性心理學……と数珠つなぎのように興味が広がり、様々なことを学んでいきました。

 

——すごい行動力だと思うのですが、精力的にいろいろなことに取り組まれる原動力、秘訣は何ですか?

矛盾していると思われるかもしれませんが、「無理はしない」が長く続ける秘訣だと思っています。

サロン開業当初は、1日に3時間のコースの予約を3回入れるような生活をしてみましたが、心身ともにかなり厳しくて、「こういったスタイルは無理だな」と悟りました。

無理をして詰め込んで、結果として自分の首を締めてしまう……というような経験はありませんか? それは今の私にとっては「ナシ」です。

昼はサロン、夜は仕事の3年間は、その頃は子育てもあったし、一家の生活を支えるためにそれしかなかったのです。当時は40代の働き盛りでしたし、限界ギリギリになるまでやってみて初めて見えてくるものがあるというのもまた真実ではあります。

今は、好きなこと、無理なく続けられること、人に求められ、頼まれたことをやる、というスタンスになりました。

 

——そのために、どんなセルフプロデュースをしてこられましたか?

逆説的ですが、どんなに宣伝をしても相手が求めてくれなければ意味がないですよね。

それよりも、“自分を求めてくれる人に対して精一杯応える”を大事にしています。

躍起になって新規のお客さまを集めることよりも、目の前のお客さまに満足していただき、リピーターになっていただくことを目指しています。
その結果、当サロンではいらっしゃったお客さまのほとんどが次の予約をして帰られます。口コミやご紹介でいらっしゃる方も多くて、ありがたいと思っています。

コロナ禍で外出が制限されたときにはブログの更新を頻繁にするなどはしていましたが、自分自身が無理をせず、ペースを崩さずにいることが、セラピストには大切なのではないでしょうか。

どこまでも自然体で気さくな柴田さん。

あくまで「自分のできることで誰かの役に立てれば……」というスタンスで、セラピスト仲間からのあだ名は「仙人」なのだとか。

確かに、売り上げや宣伝はとても大切ですが、その思いがにじみ出てしまっているようなお店やサロンだと、お客さまもそこに気づいて、何となく気持ちや足が遠のいてしまうでしょう。 “人の役に立ちたい”というセラピストの原点に立ち返るようなお話を聞かせていただきました。

柴田さん、ありがとうございました!

編集部A

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