11月23日。勤労感謝の日ですね!
普段忙しく働いている皆さん、本日はゆっくり休めていらっしゃいますでしょうか?
とはいっても、人を癒すことがお仕事のセラピストの皆さまにとっては、今日のような祝日はかき入れ時ですよね。
お仕事、お疲れさまです!
そして、ありがとうございます!
次から次へとタスクに追われている現代人。
それは何も仕事をしている人だけでなく、主婦・主夫といわれる人も同じですよね。
家事や育児というのはどこまできちんとやったつもりでも「これで100点満点・完璧!」とはならないので、
「ちゃんとやらなきゃ!」と考えてしまうほど心身ともにキツくなってしまいます。
そして、日本でそんな家事を担っているのは、就労の有無に関わらず、主に女性なのではないでしょうか?
そもそも、とても繊細にできている女性の身体。
月経周期はもちろん、妊娠・出産・育児などのライフイベント、加齢などによってホルモンバランスが変化するとともに、心身にさまざまな不調が現れてきます。
若い頃は少々の不調なら体力と勢いで乗り切れたかも知れませんが、30代後半〜40代にもなると、心身ともにかなりお疲れモード。一杯いっぱいな状況になってしまう人も多いのではないでしょうか。
なにせ日本の30代後半以降の女性は、仕事、家事、育児、介護……などなど、タスクが非常に多いのです。
ですが(私自身も含めて)、
「みんなも同じようにしていることだから……」
「○○さんはもっと頑張っているから……」
「これくらい、我慢しなくちゃ……」
などなど、
すごい人と比べてしまったり、周囲への責任感や気遣いから弱音を吐けなかったりして、
つい我慢を重ねがち。
そんな日本人女性に対して、
女性の我慢を美徳とするのは日本人くらいですよ
と気を楽にさせてくれたのが、
『セラピスト』10月号のレイキ特集にご登場の中島由美子さん。
心を鎮めて深呼吸をすることの大切さを教えてくれました。
レイキも、しているときは、そういえば自然と呼吸がゆっくりになります。
また、今月発売したばかりの『セラピスト』12月号でも、深呼吸の大切さを教わりました。
リンパドレナージュ×更年期の特集の冒頭で対談をしていただいた野見山文宏さんと山内さちこさんは、
現代人は緊張していて呼吸が浅くなっていること、
そのため自律神経も乱れやすくなり、横隔膜の位置が下がって内臓も下垂し、
さまざまな不調が起こりやすくなること、などを教えてくれました。
この対談で野見山さんは、
更年期は、がむしゃらに動いてきた時期(夏)から秋へ向かう土用の時期で、それまでの生活スタイルを見直すタイミング。どんどん突き進む状態から一旦立ち止まり、さまざまなことに気付くことが大切です。手放すものも出てくるかも知れません。
と語り、山内さんも、
更年期の症状に苦しむ多くの日本人女性は、役割やタスクをたくさん抱えすぎて、とっ散らかったような状態になっています。辛い症状が現れたとき、それを無理に抑え込むのではなく、いかに自分のことを労ってこなかったかに気づくことが大切です。
と話してくれました。
「頑張りすぎなくていい」
「ときには背負っている荷物を軽くしてもOK」
「周りの人を気遣うのと同じように、自分のことも大切にしてあげて」
取材する中でいただいたそんな優しいメッセージの数々に、心底救われる思いをした10月号&12月号でした。
12月号の同じ特集の中で、
更年期女性のストレスと現代人の抱える脳疲労について教えてくれたのは難波かおりさん。
そして、その特効薬となるのもやはり呼吸。
難波さんが激推しする「毒出し呼吸法」です。
鼻から4秒かけてゆっくりと息を吸い、口からその倍の8秒かけて息を吐き出していく。
吐くときには
イライラの原因、緊張、心の中のモヤモヤ、悩み、不安など、ネガティブなものが吐く息とともに体の外へ出て行くイメージで。
吸うときには、
爽やかな空気、心が落ち着く自然の中の景色、好きな花の香りなど、自分にとって心地よいものをイメージして。
文字にすると「それだけ?」という感じですが、実際にやってみると気持ちがすーーっと鎮まっていくのが分かります。
呼吸って、すごい……!!
いつも頑張っている皆さん、
今日は24時間365日頑張ってくれているご自身の身体の隅々にまで新鮮な酸素を届けるべく、深呼吸をしてみませんか?
編集部H
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