9月も終わりに近づいていますが、東京はいつまでも暑く、なかなか秋の気配を感じられません。
今年の夏は、7月前半に最高気温30度以上の「真夏日」が1日もなかったため、「夏が短かった」という声も聞かれますが、8月になると、連日、熱中症に関するニュースが報道されていました。
サロンを訪れるお客さまの中にも、夏の疲れから心身に不調を抱えている方が多かったのではないでしょうか?
身体に直に触れて、ケアをするセラピストたちは、目の前にいるクライアントの身体の状態がどのようになっているかを、瞬時に把握しなければなりません。
筋肉や骨格の位置が正常である方は少なく、歪んだ状態を理解しなければ、適切なケアが出来ないからです。
いわゆる「病体を知る」ということが、求められます。
よく、「机上で学んだ解剖学と、目の前のクライアントの身体とが一致しない」という声を聞きます。
それは、1人ひとり異なる身体の状態を理解できていないからだそう。
セラピストの黒須明美さんは、「解剖学を3Dで見ることで、動きや歪みが想像しやすく、理解が進みます」と言います。
現在発売中の「セラピスト10月号」では、「カラダが読めるセラピストになる、解剖学レッスン」の記事を、黒須明美さんが解説しています。
身体を立体的に見ることで、見えてくる世界が変わり、解剖学の理解がどんどん深まってゆくことでしょう。
編集部I