セラピストやエステティシャンを客観的に評価する、「コンテスト」を活用してみよう!

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セラピストやエステティシャンがお客さまに施すマッサージやトリートメントは、個室で行われるケースがほとんどです。

vs1で施される技術や接客の善し悪しは、果たしてお客さまにとって満足できるものだったのか――

それは、お客さまの表情や次の予約等から判断するしかありませんが、その理由までは、なかなか分からないものです。

〈私の技術やおもてなしを客観的に見て、判断してもらえたら良いのに……

このように思っている方は、多いのではないでしょうか。

そこでお勧めしたいのが、技術者が接客やスキルを競い合うコンテストです。

7月に第9回大会を開催した「エステティックグランプリ」(主催:一般社団法人エステティックグランプリ)は、「モデルサロン部門」「フェイシャル技術部門」「顧客満足サロン部門」「ボディ結果出し部門」の各グランプリを決める、エステティシャンのためのコンテストです。

エステティックグランプリ

モニター調査員が来店し、接客と施術を受け評価しフィードバックされる内容や、審査員の前でフェイシャル技術を披露して得る技術の評価が、エステティシャンの総合力を鍛えてくれるでしょう。

1017日に行われる「Relaxation Contest JAPAN 2019」(主催:一般社団法人 日本リラクゼーション業協会)は、日本最高峰のセラピストの祭典と銘打ち、「セラピストの部」「スペースの部」の2部門でグランプリが決まります。

「セラピストの部」では、接客力やコミュニケーション能力を評価する「接遇ロールプレイング」が必見で、お客さまとのリアルなやり取りの善し悪しを知ることが出来ます。

また、プロばかりではなく、エステティシャンを目指す学生を対象としたコンテストもあります。

1031日に開催される「第12回エステティックコンテスト」(主催:一般社団法人日本エステティック協会)は、協会認定校の生徒が「基本部門」「応用部門」の優勝を目指し、フェイシャル技術の評価を受けることができます。

かつてコンテストといえば、施術を受ける側がダイエットをして美を競うタイプのものが主流でした。

こうしたケースでは、主役はお客さまであり、技術者にスポットが当たることはほとんどありませんでした。

ここで紹介した3つのコンテストは、技術者が主役。

もちろんエントリーをするからにはグランプリを目指すのでしょうが、手技やおもてなしの評価を受け、その改善に取り組むことができる大切な場になります。

参加するだけでなく、見て学ぶこともできるこれらのコンテストは、セラピストやエステティシャンのレベルアップにつながる貴重な機会と言えるでしょう。

編集部I

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