こんにちは編集部Tです。
みなさんは「夢」を見ますか? これはかなり個人差があると思います、ちなみに私はほぼ毎日見るタイプです。ほのぼのしたものから怖い内容までランダムに見ておりまして、昨年12月に開催した「アロマ&ハーブEXPO」の時期には、会場で準備しているなんて夢をよく見ました(笑)。明らかに意識がそこに全集中していたのでしょうね!
そんな何となく気になりながらも科学的には未解決の部分の多い「夢」ですが、「普段は認識しない潜在意識などが現れると言われており、いつもは気付かなかったり、敢えて見ようとしない自分本来の性質や考え方の癖に気付くことが出来るもの」と教えてくれたのは、夢分析サロン「夜の瞳」を主宰する青柳寧子さん。最新『セラピスト2月号』では、青柳さんの「夢分析」メソッドとその役立て方を伺いました。
「夢分析」はお告げ的なものではなく、その人の現状を映すものを読み解くということ。つまり映画を見るように、夢を見つめることで自分の心を客観視できることなのだとか。
実はちょうど取材前夜に不可解な夢を見たので、私も職権を乱用して(!)ちょっとだけ相談してみました。それは、蟻の巣のような場所に迷い込んでいる自分、でもその断面図を横から俯瞰的に見ている自分もいるという感覚のある夢でした。内部をすべて探検しなければと歩き回るのですが、色んな人に無言でグイグイと追い出される‥‥といった所で目が覚めました。いかにも夢、というか謎ですよね(笑)。
青柳さんにヒントを探っていただくなかで、実は自分にはメタ認知的な部分があるのではないかという気づきがありました。ただ、今いる場から排斥されるイメージというのは、「今ここ」の感覚が弱いのかもしれないとも。むむむ‥‥
そんな自分の傾向から課題を見つけ、さらに現実での行動を変えることで「なりたい自分」や「未来の選択」の決定権を自分で持つことができるのが「夢分析」の魅力です。
本誌では現実に反映するまでを行ったケーススタディや(私の上記相談ではなく、きちんとしたクライアント様の事例です 笑)、セラピストが自分自身の内なるモヤモヤを解消するための「実践セルフケア方法」も紹介していますので、お見逃しなく! 特に夢を沢山見るという方は、自分を知るヒントに気づくチャンスが沢山あるということですから、ぜひ自分のためにお役立てください。