ここ1週間ばかり喉の痛みと咳に苛まれ、スッカリ夏風邪をひいてしまった編集部Tです。仕事でお電話のやりとりをする際も、かなり聞き苦しいガビガビ声で申し訳なく思っております…。(週末はまるで発声できなかったので、これでもまだ良くなった方ではあるのですが。。。)
先日訪れた病院ではすぐに咽頭炎と診断されたものの、「目視できないから、念のため声帯検査をしておこう」と強制的に喉頭内視鏡検査に突入。「?」と思ってる間に、麻酔スプレーを鼻腔に吹き付けられ、心の準備も何もなく気付けばファイバースコープを入れられてしまいました。そして自分の声帯、見るのはもちろん初めてです。どこがどう通常時と違うか仕組みを説明していただくうち、非常に納得と安心が得られました。自分の身体とはいえ、普段目にすることのない内側部分だからこそ、構造や役割を理解することで腑に落ちやすくなります。安静にして、自分の喉と声帯をちゃんとケアしようと思えました。
ちなみに診察後にはネブライザーという吸入器を勧められました。診察室の後ろに3台並んでいて、霧状にした薬を鼻や口から直接吸って直接患部に届かせる機械です。私は喉痛なので口から吸っていると、機械の作動ボタンには「ハッカ」のラベルが。そういえばこのミスト、ほんのりハッカ味でした。薬液に香りをつけることでリラックス効果と吸いやすさを促すようです。こんなところでもアロマが活躍しているんですね。
目に見えない身体の内側の構造を知ることは、実はセラピストの方にも大切なことなのです。9月6日(金)発売の「セラピスト10月号」に掲載の『“カラダが読める”セラピストになる「解剖学レッスン」』では、骨格と肉体の仕組みを立体的に見る解剖学について紹介します。知識と技術をもっと実際のセラピーに活かせる記事になっています、ぜひお楽しみに!
編集部T