新型コロナウイルス感染拡大予防のための「緊急事態宣言」が、全国規模で解除されてから約1カ月。移動自粛の全面解除により、社会経済の活動水準が引き上げられました。様々な対策を講じながら、セラピーサロンの多くが再開していますが、感染予防策は引き続き継続されているようです。
現在編集中の「セラピスト8月号」(7月7日発売)では、各サロンの対策について、多くのセラピストを取材しました。そこで、大凡の対策法をお伝えしたいと思います。
まず、セラピスト自身の対策として。
マスク着用
アルコール、石鹸による手指消毒
手洗い、うがい
毎朝の検温
状況に応じて防護メガネ、フェイスシールドの活用
希望に応じて手袋を使用しての施術
次に、お客さまに対する対策。
マスク着用
アルコール、石鹸による手指消毒や手洗いのお願い
消毒スプレーを数カ所に配置し、持ち込んだ荷物などに吹きかけてもらう
飲み物サービスはしない、あるいはペットボトルを用意して選べるようにする
予約の合間の充分な時間確保(最低2時間)
整膚は素肌に行わず服の上から行う。または、お客さまに指導してセルフ整膚をやって頂く
そして、周りの環境対策。
常時換気(入口のドアを開けておく、換気扇を常時回す、空気清浄機の導入など)
アルコールスプレーとハンドソープは自動ディスペンサーのものに変更
ベッド、ドアノブ、手すり、床等の消毒
蓋のあるごみ箱の設置
本、雑誌類の撤去
タオル類は一人に施術後、全て交換
抗菌作用のあるアロマセラピー精油の室内芳香
非接触型体温計設置
座席は正面ではなく、斜め向かいに着席。あるいはアクリルパーテーションで飛沫予防
他にも、まだありそうですが、皆さんのサロンはいかがでしょうか?
編集部I