このハーブ、何だか分かりますか(ヒント:今日は何の日?)

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こんにちは、編集部Tです。
大声で言うのはちょっと憚られますが、皆さま今日4月23日は「ビールの日」ですよ♪

というわけで、写真のハーブはビール作りに欠かせない「ホップ」でした!!! あの独特の苦味と香りを担っているのがこのホップですね。ビールの風味は酵母、麦、ホップの3つからなると言われますが、個人的には決め手はホップだと思っています(これは本当に100%個人の好みによります)!

私がホップに魅了されたのは、「IPA(インディア・ペール・エール)」(※ビールの種類です)の存在を教わってからでした。「喉ごしを楽しむだけでは勿体無い。苦味がNGでないなら意外とハマると思う」とお勧めされ試してみると、もう全然違います。清涼な香りとパンチのある苦味。こんなに香り高いものだったんだ、こんなに清々しく植物を感じる飲物だったんだ、と感激してしまいました。(実はこの方はマッサージ師の方で、とある施術の後でビール談義に花が咲いてしまいまして。笑)

さて熱く語ってしまいましたが、そんなビールの申し子のようなホップも、れっきとしたハーブなのです。セージやタイムのように、風味だけでなくそこに含まれる殺菌作用から用いられ、天然の防腐剤としての役割を果たしていたとされます。上述の「インディア・ペール・エール」も、18世紀にイギリスからインドへとビールを輸送する際、長い船旅でビールが傷まないようホップを大量に使用したことに由来しています。道理でガツンと苦味が効いているわけです!
もともと紀元前からビールの原型はあったようですが、ホップ使用以前には別のハーブや植物によって香りや苦味を足していたのだとか。薬草酒や薬用酒で知られるように、古来からハーブとお酒は相性がいいんですよね。まさに「酒は百薬の長」といったところでしょうか。

発売中の『セラピスト4月号』では、現在アメリカ・カリフォルニア州に在住のバーグ文子さんが、植物との暮らしを綴った寄稿「オルタナティブ・ライフスタイル」を掲載していますが、そのなかに、カリフォルニアでの自家製アルコール製造についてのコラムがあります。リンゴを使ったシードルやビールについてのちょっと面白いエピソード、今夜はグラスを傾けながら読んでみてはいかがでしょうか。
( ・∀・)っ

編集部T

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