こんにちは~。セラピスト編集部のはんざわです。
昨日6月1日放送のNHKの「ガッテン」で、こんな内容が放映されました。
お題は、『痛み&認知症に効く!「癒やしホルモン」の驚きパワー』。
「癒しホルモンが出ると、痛みが消えたり、認知症なども改善する」というものです。
①人と人が触れ合うと、
②愛情ホルモン「オキシトシン」が登場!(なぜか母さん風)
③よしよし、大丈夫よ~(オキシトシン母さん)
よかったー。安心~。幸せ~。(扁桃体くん)
ストレスなどでイライラや悲しみを抱えていた扁桃体くんが穏やかになる
ということ。
(NHKさん、番組の作り方が上手すぎです。再放送あればぜひ)
人間のカラダは、そしてココロは、単純に、愛や温かさを必要としている。
シンプルにできているな、と番組をみて、改めて感じました。
科学的にも解明されるようになり、研究をしてくださった方々にお礼が言いたくなりました。
親子の間で、夫婦の間で、友人、または介護者とケアする側、そしてクライアントとセラピストの間で生まれるオキシトシン。
いや、立場なんてどうでもよく、
オキシトシンがどうだから、も最終的には何でもよく。
人が人を想うこと。
皆でそれを大事にしようよ、というメッセージが、番組に込められているように感じました。
そしてそれをサポートするのが、セラピストさんの役割。
偶然にも(?)、次号『セラピスト8月号』(7月7日発売です)では、
「触れること=タッチング」に関する特集を組んでいます。
詳しくは特集でご紹介しますが、
タッチングは、オキシトシンが出て、安心感や幸せ感が生まれるだけではないようです(それだって十分すぎるほど凄いのですが…)。
他者との関係が改善するほか、
心身が統合し、
自然治癒力が高まり、
自分の生きる道に気づき、
自らを教育していくツールにさえなる。
私たちの心と身体は、私たちの気づかないところで深く深く知覚している。
「触れること」は、驚くほどの可能性がある。
取材をしながらしみじみ感じています。
特集では、
「触れること」の科学(ガッテンとも共通していますね)、
五感を目覚めさせる触れ方、子育てなどに使えるタッチセラピー方法、
身体に深くアプローチするタッチング法、手の力を高める方法、
タッチによってセラピストに転身された方のエピソード、
そして、触れることに関するセラピストさんの想いなどをたくさん盛り込んでいます。
セラピストの皆さんが何より大切にされ、それぞれに深い哲学を持つ「タッチング」。
刀鍛冶が、刀の研ぎ方を一生追求するように、
画家が、自分の線を一生追求するように、
セラピストは、自らの触れ方を一生追求していく。
皆さんの「タッチング道」に沿えるような記事をつくっていきたいと思いますので、
ぜひぜひ次号、お読みください。<(_ _)>
ではではまた〜。