あなたの師匠は、何を大切にしていますか?

投稿日:

これまで度々本誌に登場している、ホスピタリティセラピスト養成スクールの関口智子さん。

130614ina.jpg

先日、セラピスト8月号(7月5日発売)の取材で、「おもてなしの自宅サロン作り講座」について、熱く語っていただきました。

生徒さんにもご協力いただき、大変有意義なお話を伺うことが出来たのですが、関口さんの指導の特徴は、生徒さん1人ひとりが持っている武器は何かを探り出し、その長所を自分自身で気づくように導いていくところでした。

世の中には、義務教育や専門学校、趣味のスクールなど、たくさんの学校があります。
そして、子どもから大人まで様々な年代の生徒たちが存在しますが、関口さんの指導法は、あらゆる指導者のお手本に見えました。

とくにセラピストの場合は、規模の大小を問わなければ案外簡単に個人サロンを開業できてしまうのですが、経営しつづけていくことは決して容易ではありません。

そこで求められるのは、自分自身の「強み」は何なのか、「軸」を明確に見つけて、ブレることなく継続していくことです。

その点、セラピストにとって本当に必要な「柱」であり「土台」を見つけるように誘導し、しかもセラピスト本人が気づくように導く関口さんの指導法は、個人開業をするセラピストにとって、もっとも必要なことの1つ。

自分の「強み」や「柱」に自ら気づいたセラピストが進むべき道は、自ずと見えてきます。

それは、まるでクライアントが自身の自然治癒力で良くなっていくのを手助けするセラピーのようです。

関口さんの生徒たちの表情からにじみ出る「自信」は、その「証」とも言えるでしょう(生徒の皆さん、取材にご協力いただき、ありがとうございました)。

これまで様々なスクールを取材してきましたが、師を選ぶことの難しさであり大切さを、改めて感じた1日でした。

稲村

おすすめ記事

行事食で季節を感じ、楽しみながら体調を整える。

先日、ある行事食をいただきました。 それは、白いういろう生地の上に小豆をのせた和菓子「水無月」。 水無月は、1年の折り返 …

古武術?日本の伝統療法? 「腱引き」が凄いらしい(後編)

古武術に由来する日本の伝統療法「腱引き」の魅力を紹介していたところ、熱が入り過ぎ、思わず長文になってしまったので、記事を …

「長く続いた自粛でなんだか身体がだる重い…」それって血液のドロドロが原因かも!? 血流促進で体質を強くしよう

こんにちは、編集部Tです。 いよいよ6月に入りました! どうやら首都圏は今日から出勤再開の会社が多かったようで、今朝の通 …

おすすめセミナー

新刊&新作DVD