セラピストの心は、「タオル」に表れる!?

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セラピストに必要とされる「要素」は幾つもありますが、その一つが「ホスピタリティ」や「おもてなし」であることは、すでに皆さんお気づきでしょう。

7月5日に発売する「セラピスト8月号」では、梅川春香さんが主催する「ホスピタリティタオルワーク講座」を取材しています。

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その「タオル捌き」は素晴らしく、もっと多くの人が「タオルワーク」に注力すべきだと感じました。

タオルワークは、ボディトリートメントをするセラピストであれば誰もが行うことでありながら、意外と軽視してしまう人が多いようです。

お客さまの立場になって、タオルワークの上手な人と、そうではない人の施術を受けてみると、心地よさの違いが良く分かります。

例えば、タオルの位置を変える際に、ふわっとタオルをかけた時と、乱暴にバサッとかけられた場合の違い。
例えば、身体全体に均等にタオルがかかっているケースと、どこか一カ所に丸まって乗っかっている時の感じ方の違い。

季節や室温を考慮した肌の露出具合も、お客さまに与える快適さに大きな差が出てしまいます。
また、身体の大きさや身体的特徴、どこか痛いところがあるかどうかなどによっても、個々に対応した繊細なタオル捌きが求められます。

このように、タオルワークの善し悪しがお客さまに与える影響は大きく、セラピストの心は、手の平と同じくらい「タオルワーク」にも表れるといっても過言ではないでしょう。

そして、このタオルワークの際の「おもてなしの心」は、サロンワーク全般のホスピタリティに影響を与えているのです。

タオルワークが上手なセラピストは、細かい気遣いが出来るセラピスト。
タオルワークが上手なセラピストは、サロンマナー全般に優れたセラピスト。
タオルワークが上手なセラピストは、ホスピタリティの高い施術が出来るセラピスト。

大切なことは、決してマニュアルに固執したタオルワークではなく、その時々の状況に臨機応変に対応できること。
そのような気遣いが出来れば、お客さまは感動し、「また行きたい!」という気持ちになるのではないでしょうか。

稲村

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