セルフケアは、どれだけ大切?

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今年も花粉症の季節がやってきました。

私が初めて花粉症になったのは、今から7〜8年前のこと。それがあまりにも苦しかったので、耳鼻科で検査をしたところ、5段階の「レベル4」という結果でした。

以来、毎年2月中旬から大型連休が明けるまで、ひどい症状に悩まされています。

今年は例年に比べて花粉の量が少ないと聞きますが、そろそろ本格的に飛びはじめるようなので、コンディションを整えなければなりませんね。

ここ数年、花粉症だけでなく様々なウィルスに感染してしまう危険性がありますが、セラピストの皆さんは普段、どのようなセルフケアをしているのでしょうか? 

「セルフケアをして自分自身のコンディションを良い状態に保つのは、お客さまへの”おもてなし”の一つです」

こう語るのは、先日取材したBody therapy NY*FLOW*のセラピスト・藤田朱美さん。彼女は、毎朝欠かさずストレッチと瞑想を行っているそうです。

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「もてなす」という言葉には様々な意味がありますが、ここでは「心を込めてお客さまのお世話をする」の意味が、もっとも当てはまるのではないでしょうか。

心を込めてケアをする。これは言葉にするのは簡単です。
しかし実行するのは難しく、心は形では表せないからこそ、日々、形あるセルフケアを意識しながら行うことは、おもてなし──心を込めたお世話──をする上でとても重要なことだと感じています。

藤田さんは「人にだけでなく、自分自身に手をかける時間は絶対に必要」とも言います。

セラピストは人の体に日々向き合いケアをしていますが、自身のコンディションを整えなければバランスが崩れてしまいます。そして自身のケアを出来ないようでは、人の体を整えることも出来ません。

また毎日、多くのお客さまと向き合うセラピストにとって、体だけでなく心のケアも欠かせません。常にフレッシュな状態でお客さまを迎えるには、心身のバランスも整えなければなりませんね。

「心と体は繋がっているので、体を整えると気持ちも整いますよ」

これは毎日欠かさずストレッチと瞑想を続けている藤田さんだからこそ言える、説得力のある言葉です。

花粉症の季節は体だけでなく、心にもダメージを受けてしまいます。だからこそ、毎日の欠かさぬセルフケアは、今の私にもっとも必要なことなのかもしれません。

稲村

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