こんにちは。
セラピスト編集部のはんざわです。
前回に引き続き、セラピスト2月号の取材裏話をお届けします。
今回の裏話の記事はこちら。
【野見山文宏の7ステップで出来る! ワークショップの開き方】
解剖生理学ワークショップの人気講師、野見山文宏さんの連載第2回目です。
解剖生理学の講座と同様、とにかく野見山さんの文章は比喩が分かりやすくて面白いです。
ワークショップを山登りに例えてみたり、某アイドルに例えてみたり、などなど・・・。
「ワークショップ」の本質が、どういうものかがよく分かるので、
セラピストさんだけでなく、異業種の方にもたくさん読んでいただきたい内容です。
で、肝心の裏話ですが、今回、ワークショップ開催例のケーススタディーとして取材させていただいた、セラピストさんのことを描きたいと思います。
今回、取材させていただいたのは、中路葉子さんと桜乃まゆこさんのお二人。
中路さんはこれまで勉強されてきた心理学などの知識を活かして、
「未来実現のワークショップ」(夢や目標を行動に落とし込むためのワークショップ)を、
桜乃さんは女優やモデル業での経験を活かして、
「姿勢美人のワークショップ」を開いています。
それぞれやりたいことを自由になさっているお二人で、
インタビューをしていてその生きざまに励まされっぱなしでした。
中でも印象的だった言葉は、
「皆が好きなことをやっていれば、パズルのピースがはまるみたいに世の中がうまくいく」ということ。
要は、
本当にやりたいこと(A)があっても、自分で自分に制限をかけて、
あまり好きだと感じられない仕事(B)をしている
↓
とりあえずやりたいこと(A)をやってみる
↓
(B)の場所が空く
↓
(B)に行きたかった人が入ってくる
といった「循環」が生まれるという意味だと思うのですが、
私もそうかもなあ・・・と感じることがあります。
「やりたいこと」を「仕事」に限定して考えた場合、
私自身は、インテリア・ガーデニングなどのライフスタイル系→自治体・財団法人系→セラピー系(現在)と、編集ジャンルを移り変わってきたのですが、
誰かが移動するからこそ、その場所に新しく人が入ってきます。
企業側からしたら、せっかく育てた人材がいなくなってしまう損失は痛いものですし、
編集の仕事で言えば、知識やスキルは、経験によるものも大きいので、
一概に移動するばかりが良いとは言えないのですが、
「人生」「生き甲斐」という観点で考えると、それが必要なことも多々あるかと思います。
「やりたい仕事」が無い(当てはまるものがない&その人にとって、それが人生の目的ではない)人もいるので、そんなに必死になる必要はないと思いますが、
もしも、「自分には天職がありそう」「やりたいことをやることで、人生を全うできる」と感じるなら、ためらわず動いたほうがいいのかもしれません。
そして「やりたいこと」に向かおうとしている人が身近にいたら、素直に応援してあげたいな、と思います。
少しでも、のびのび生きられる人が増えると良いなあと感じたインタビューでした。
・・・て、当たり前のことばっかり書いてすみません。
次回も裏話、続きます。
ではではまた。