セラピスト4月号(3月7日発売)の取材で、カフェカウンセリングに行きました。
文字通り、カフェで受けられるカウンセリングのことなのですが、入店時に対応してくれる店員からして心理カウンセラーなのです。
通常の飲食店同様に席に着くとドリンクやランチを注文し、美味しい食事を召し上がることができるのですが、テーブルの上には箱庭やコラージュセラピー等の気軽にカウンセリングを受けられるアイテムが並んでいます。
そして食後、30分のコースをオーダーすることで、心理カウンセラーが箱庭セラピーやアートセラピーへと導いてくれるのです。
心理カウンセリングというと、どうしても敷居が高く、「心の治療」というイメージがあります。
ところが、ちょっと落ち込んだり、あるいは心が強いダメージを受ける前に気軽に心理カウンセリングを受けることが出来れば、その問題は大きくなる前に解決するのではないでしょうか?
取材を受けてくれた心理カウンセラーは、「自分のことを知っておきたいと誰もが思っています。でも、自分を知りたい=カウンセリングに行こう、という文化は、まだ日本に根づいていません」と言います。
お茶を飲みに行くように、気軽に心理カウンセリングが受けられる。
そんな時代が近い将来、日本にやってくる。
カフェカウンセリングは、そのきっかけを作る存在になってくれるのではないでしょうか。
今月、プレオープンを迎えるこのお店の情報は、誌面だけでなく、このブログでも改めて紹介する予定です。
稲村