以前、このブログでも、「セラピストのお仕事には様々な側面があります」と書きましたが、セラピストさんたちとお会いするたびに、年々そのような意識を持つ人が増えていると感じています。
セラピストは「職人」である。
セラピストの仕事は「肉体労働」である。
そして、セラピストの職業は「究極のサービス業」である。
お客さまがサロンでお支払いする金額には、技術(手技やカウンセリングなど)や粧材(コスメや精油など)に対するものだけでなく、アドバイス(生活指導やホームケアなど)や環境面(空間や施設など)の要素も含まれています。
そしてさらに大事なことが、接客サービスへの価値。
感動できるほどの優れた接客にはそれだけの大きな価値があり、お客さまの満足度とメニューの価格に反映されます。
そして次の予約へと結びつくのです。
それは、治療行為を目的としたメディカルサロンでも同じこと。
もちろん、優れたサービスは「技術」がしっかりしていないと意味を持ちません。
しかしながら、お客さまが「リピートしたい」と思うサロンには、優れた接客サービスが欠かせません。
今、「接客」をテーマに取材を続けていますが、基本のマナーを身につけて、その上でサロンのカラーに即したオーダーメイドの接客が出来るサロンが増えていると感じます。
今回の特集に限らず、そのようなサロンをどんどん取材して紹介していきますので、皆さんのおすすめサロンとセラピストさんを、是非お知らせください!
稲村