2月のはじめに、エステティックグランプリが主催する、「第5回エステ感動物語」の選考会に参加しました。
エステティックにまつわる様々なヒューマンストーリーを全国のエステティシャンやお客さまから募るコンテストで、第1回大会から行われています。
エステティシャン同士、エステティシャンとお客さま、エステティシャンとその家族、あるいはプロを目指す学生とその家族の間で紡がれる感動のストーリーが満載で、4月のグランプリ大会では、1位に輝いた作品が発表されます。
サロンやスクールなどの現場では、セラピストやエステティシャンの数に、またそのキャリアに比例して、感動の物語があるはずです。
それは何も大きな感動でなく、ほんの些細な出来事であったとしてもーー。
先日、あるサロンでフルボディのトリートメントを受けました。
そのセラピストのキャリアは、わずか2カ月。
ところが、これまで受けたどんなセラピストよりも、私好みの手を持っていたのです。
施術を受け始めて、これまで受けたセラピストに比べて、手がほんの少し小さいと感じたのですが、それが何とも心地よいのです。
最初にそれを感じたのは、背中のトリートメントの時でした。
例えるならば、柔らかく小さな歯ブラシが、歯の隅々までキレイにしてくれるかのような感覚と言いましょうか。
背面部の細かな所まで、心地よい手の感触がしっかりと行き渡り、施術の間、何度も”落ちて”しまいました!
それは決して大きくはないかもしれませんが、確かな感動として、心に刻まれたのでした。
願わくは遠方ではなく、定期的に通える距離のサロンであれば!と思ったのですが、またぜひ受けてみたい、自分好みのハンドセラピーでした。
稲村