今日から2月。
東京は、寒さが一段と厳しくなってきました。
防寒対策をしっかりしないと、なかなか外に出られませんね。
昨年末までは、「暖冬」を実感する日々でしたが、年が明けてからは全国各地に寒波が長期滞在し、連日のように気候情報がニュースとなっています。
ニュースと言えば年明け早々に、国内で昨年生まれた日本人の子どもが増加する見込みで、過去最少だった2014年を上回りそうだと報道されていました。
出生数の増加は、5年ぶりとなるそうです。
「セラピスト」の雑誌を編集していても、取材先サロンのセラピストさんが産休されているという話や、元気な赤ちゃんを出産したという話題が、確かに増えています。
先日取材した方は、産前産後の辛い症状を和らげることを専門とする、セラピストを養成するための協会を運営していました。
三重県に本部を置く、日本マタニティリメディアル協会の真弓愛さんです。
13年前にサロンを始めたきっかけは、助産師である母と産前産後のケアができるサロンを一緒にやりたかったからだそう。
妊産婦さんは、肩凝りや腰痛、頭痛などで苦しんでいる方が多いものの、彼女たちを受け入れられるサロンが少ないのです。
そこで、オーストラリアで国家資格として認められているリメディアルセラピーを妊産婦向けにアレンジし、「マタニティリメディアルセラピー」として活用しています。
さらに協会の母体が助産所でもあるため、実際の現場で培った知識と経験を織り交ぜながら、施術や指導に生かしています。
マタニティ期をきっかけにサロンを訪れた女性たちは、その後も様々な悩みを抱えて過ごして行きます。
そんな彼女たちを、ずっとサポートしながら、美と健康のトータルサポートが出来るのであれば――お客さまとセラピストたちは、とても良い関係を築いてゆけることでしょう。
稲村