12月も中旬にさしかかり、今年もあと2週間程になりました。
セラピスト編集部は、年末進行のスケジュールで、忙しさのピークを迎えています。
デスクワークにより凝り固まった身体をほぐそうと、腕をぐるぐる回したり、腰を反らしたり……。
あっ、危ない!
うっかり反動をつけて、イスに座ったまま腰を捻ってしまうところだった!!
タイマッサージの先生に、大切な話を聞いたのに……。
年が明けて1月6日に発売する「セラピスト2月号」では、「手技のコツ、施術のツボ」を特集しています。
その特集内で、タイマッサージの大槻一博先生を取材しました。
タイマッサージと言えば、「ストレッチ系」の手技が多いのですが、実は本場タイの治療用マッサージを受けると、凝りなどに直接アプローチする指圧に近い手技がほとんどだそうです。
日本で受けるような、大きく身体を捻るストレッチは、あまりないのだと言います。
ただし、筋肉を押圧することで、ストレッチ効果を生む手技もあるのだとか。
そしてコチラの方が、ダイナミックに身体を動かすストレッチに比べて、筋の損傷が少ないのだそう。
ストレッチは確かに気持ちよいのですが、一歩間違えると身体を痛めてしまいますよね。
取材をして驚いたのが、腰椎椎間板にかかる圧力の話。
寝ている時に比べて、イスに座っていたり、胡座の姿勢でいる時の方が、およそ2倍の圧力がかかっているのだといいます。
そんな体勢で、腰を思いっきり捻ってしまったら…。
危なかった〜!
編集部I