明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2001年に創刊いたしました「セラピスト」本誌は、今春17周年を、そして11月には通巻100号を迎えます。
昨年も、たくさんのセラピストたちとお会いする機会があり、様々な気づきや発見がありました。
そのなかの1つが、身につけた技術を様々な場面で活かしているセラピストたちの働き方です。
健康や美容を維持増進する技術と知識は、セラピストならではの大きな武器です。
それをサロンに訪れ、施術を受けに来たお客さまに提供しています。
来店したお客さまが健康的でイキイキと暮らせるように誠心誠意、心身をほぐしています。
このセラピストのスキルやメソッドは、私たちが普段の生活の中で未病をケアする上で役立つことばかり。
そこで、セラピストは自身のサロンで「セルフケア講座」を開催し、日々のケアに活かせる方法を伝えています。
また、その方法はセラピスト自身の、そして身近な家族の健康にも活用できます。
さらに、こうした健康でイキイキしたライフスタイルを送るための知恵や方法は、
本来、地域のコミュニティや学校でこそ広めたいですよね。
そこで、地元のカルチャーセンターや公民館、学校などで講座を開くセラピストもいらっしゃいます。
つまり、セラピストの皆さんが身につけた技術や知識は、決してサロンだけではなく、様々なステージで求められているのです。
その場を作り出すことは、あらゆるニーズに応えることであり、同時にセラピストの仕事の幅を広げることにもつながっています。
サロンで施術を受けたことがきっかけでセルフケア講座に通うようになったり、
カルチャーセンターでの講座がきっかけでサロンのお客さまになったり。
お客さまが行き来することによって、仕事の良い循環につながっています。
セラピスト1人ひとりが得意分野を上手に発信することで、お客さまとの良い関係性を築き、その結果、仕事も増える。
そんな「理想的な働き方」をするセラピストが増えています。
今年もまた、セラピスト本誌を通して、様々なスタイルを持つセラピストと、その活動を紹介いたします。
編集部I