セラピスト編集部のササキです。
今週でなんと8月も終わり!早いですね~。
でも、相変わらず暑い!暑さだけ続きそうです。
さて、暑い季節に食べたくなるものといえば
「冷たいもの」と「辛いもの」ですね。
身体を冷やしてくれたり、代謝を活発にしてくれたりと
夏にはありがたい食べ物です。
今回ご紹介するのは、私の「夏の定番」です。
まず、冷たいものから。
一面にのせられているのは、「すだち」。
徳島名産の柑橘で、フレッシュな酸味と清々しい香りが特徴で、
うどんなんかにもよく使われますね。
ここ『月心』の名物「すだちそば」は、
かけ汁、すだち、そばのバランスが絶妙。
関西風でやさしい風味の中にもしっかり出汁が効いたかけ汁に、
爽やかなすだちの果汁が溶け合って…これはもう!
ジュースですよ!ジュース!
出汁+すだちのかけ汁に負けないそばも美味。
香り、コシ共に申し分ありません。
かけ汁までゴクゴクと完飲の一杯です。
真夏の週末の午後、
「ああ、今日のランチはすだちそばだ…」と思い立ったら、すぐに行きます。
最寄りの祐天寺駅から多少歩きますが、価値ありの一杯です。
ちなみに、お酒も一品料理も美味しいので
おつまみと日本酒を楽しんで、〆にすだちそばという
極上の週末ランチを楽しむこともできます!
続いて、辛いもの。
九段下駅から程近い「雲林坊」の、「汁なし担々麺」です。
このお店は、神田にある人気中華料理店「雲林」の、麺飯専門業態店。
オープンは2011年と比較的最近ですが、
すでに九段下を代表する店の一つです(今年6月には秋葉原にも2号店がオープン)。
このお店では、本店「雲林」で人気の担々麺と麻婆豆腐が気軽に食べられます。
店内はカウンターのみ、注文は食券制…と、高級中華の系列店には見えませんが、
食べてみれば、味の違いは歴然です。
味の決め手となる唐辛子や自家製ラー油、全粒粉入りの麺など、材料は全て
本店と同じものを使っているというから、それも納得です。
この汁なし担々麺が美味しい理由は、何といっても味のバランス。
担々麺や麻婆豆腐の味を決定づける2種の味覚は、
「麻(マー)」と「辣(ラー)」が重要だといわれています。
簡単に言うと、「麻」は花椒の辛さ(ホアジャオ。舌がしびれるような辛さ)。
「辣」は唐辛子の辛さ(舌がヒリヒリするような辛さ)です。
よく、「本場そのままの味!」みたいな売り文句の料理がありますが、
四川の本場そのままの担々麺は、普通の日本人にとっては相当な辛さです。
よほど食べ慣れていないと、舌の感覚がなくなるほどしびれます。
それが、この店はまさに”絶妙”。
日本人の舌にちょうど良い心地よさのバランスになっているのは、
連日の行列が証明しています。
もちろん、トッピングとして「麻多め」「辣多め」ができるのも嬉しいですね。
心地よい舌のしびれ、唐辛子の辛みで、食べ終わる頃には汗が出ていますが
冷たいものを食べたときとはまた違ったスッキリ感です。
ちなみに…麻婆豆腐も絶品です。
いつも食券機の前で悩んでしまいます…。
以上、夏の大好物のご紹介でした。
少しくらいの夏バテは、美味しいものを食べれば吹っ飛びます(と、私は信じています)!
お近くに寄られた際には、ぜひ足を運んでみてください。
まだまだ毎日暑いですが、元気に乗り切りましょう!v